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サイクル ロードレース コラム 2023年7月14日

【ツール・ド・フランス2023 第12ステージ結果速報】サバイバルステージはレース巧者のヨン・イサギレがラスト30.9kmで抜け出し7年ぶりのツール区間優勝

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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リタイア
193 ダビ・デラクルス(スペイン/アスタナ・カザクスタン チーム)
56 ファビオ・ヤコブセン(オランダ/スーダル・クイックステップ)

第13ステージコースマップ

第13ステージコースマップ

7月14日(金)第13ステージ
シャティヨン・シュル・シャラロンヌ > グラン・コロンビエ
137.8 km(山岳)

今大会3つ目の山地=ジュラ山脈で迎える、今大会3つ目の山頂フィニッシュ。しかも140kmに満たない短いステージに登場するのは、締めくくりの超級峠1つだけ。グラン・コロンビエの山道で、凝縮された激戦が繰り広げられるに違いない。

7月14日は、ご存知、フランス革命記念日。午前中にはパリ・シャンゼリゼ大通りで大規模パレードが行われ、フランス人選手の愛国精神は、いつも以上に高まっている。2017年大会第13ステージには、ワレン・バルギルがフランス人として12年ぶりに「キャトーズ・ジュイエ(7月14日)」を制したが、あれから6年、フレンチトリコロールは祖国に新たな歓喜をもたらせるだろうか。

極めて平坦な道からステージは始まる。大小約1100もの沼が点在するドンブ地方を横切り、来る第18ステージでも使用される道を10kmほど逆走もする。75kmほど走ると、ようやく道は上り始めるけれど……15kmほどだらだら上った先にあるのは山岳ポイントではなく、なんと中間スプリントポイント。それでも4%弱の緩やかな上り坂は、来る超級登坂へ向けて格好のウォームアップとなるはずだ。

一旦道は再び平坦に戻るものの、キュロズの町中に差し掛かると、いよいよ本格的な上りへと突入する。2012年大会に初めてツールで使用されて以来、5回目の登場となるグラン・コロンビエは、「ビュジェのピラミッド」と呼ばれる通り4つの山肌と4つの登坂ルートを持つのだが、キュロズ側から攻めるのは今回で4回目。全長17.4km・平均勾配7.1%の山道だ。

長い山道には3つの難ゾーンと、2つのゆるいパートが、交互に登場する。序盤7kmは8.5%を超える急勾配が延々と続き、うち2kmは10%前後にまで跳ね上がる。その後にほんの少し息を整えたら、今度は3kmにわたって9%超。改めて一旦休んで、ラスト4kmの猛ダッシュ。特に山頂手前に10%ゾーンが待ち構えているから、最後の最後まで、爆発力を保持しておかねばならない。3年前のタデイ・ポガチャルが、鮮やかな山頂スプリントで勝利をさらったように!

高低差図

高低差図

ステージ詳細テキスト:宮本あさか

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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