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サイクル ロードレース コラム 2023年7月13日

【ツール・ド・フランス2023 第11ステージ結果速報】中央山塊に別れを告げる移動ステージでフィリプセンが強さを見せ今大会4勝目

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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今大会4勝目ヤスペル・フィリプセン

今大会4勝目ヤスペル・フィリプセン

クレルモン・フェランからムーランまで179.8kmの平坦ステージ、"クレルモン・フェランのTGV"の異名を持つレミ・カヴァニャスーダル・クイックステップ)は逃げには乗らず、チームのエーススプリンター、ファビオ・ヤコブセンのための牽引作業をするとレース前に宣言している。

アクチュアルスタートが切られても飛び出す選手は現れず、最前列にいたアンドレイ・アマドール(EFエデュケーション・イージーポスト)が数メートル先行してみせるも集団に動きはなし。

マティス・ルーヴェル(チーム アルケア・サムシック)と今季限りでの現役引退を表明したトニー・ガロパン(リドル・トレック)が合流したが、ガロパンはすぐにペダルを踏みやめ代わりにダニエル・オス(トタルエネルジー)がジョイン、3選手での先頭グループが形成された。最大のタイム差で3分20秒、スーダル・クイックステップ、アルペシン・ドゥクーニンクチーム ジェイコ・アルウラーなどのスプリンターチームがきっちり制御し続けた。

残り距離60kmで方角が変わり追い風基調になると、総合争いをするユンボ・ヴィスマイネオス・グレナディアーズが集団先頭で安全確保に努め、先頭グループとのタイム差を維持するのが難しくなりルーヴェルとアマドールが脱落、ラスト48kmからはオスの単独逃げとなった。

懸念されたトラブルはなかったが水量の多い雨が集団に降りそそぎ、緊張感は高まったまま。残り距離13.5kmでこの日の敢闘賞を獲得したオスを吸収しフィニッシュ地を目指す。

救済適応区間に入るとユンボ・ヴィスマの牽引からヨナス・ヴィンゲゴーの姿が消え、ラウンドアバウトでチームDSM・フィルメニッヒが出遅れ、アルペシン・ドゥクーニンクが先頭でフラムルージュ、ラスト200mでアレクサンダー・クリストフ(ウノエックス・プロサイクリング チーム)が加速、その番手につけたのはディラン・フルーネウェーヘン(チーム ジェイコ・アルウラー)、その背後から飛び出したヤスペル・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)が先頭でフィニッシュラインへ、今大会4勝目を飾った。

「ここまで信じられないようなツールだ、とても誇りに思う、このジャージを着てパリに行くことが一番の目標だ」フィリプセン勝利後インタビュー

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