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サイクル ロードレース コラム 2023年5月26日

【ジロ・デ・イタリア2023 第18ステージ結果速報】イタリアチャンピオンジャージのフィリッポ・ザナがグランツール区間初優勝、ティボー・ピノは山岳賞首位を奪還

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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ジロ・デ・イタリア

グランツール区間初優勝!フィリッポ・ザナ(チーム ジェイコ・アルウラー)

ドロミテ山塊3日連続山頂フィニッシュ初日は中級山岳の分類、161kmの間に5つの山岳を上る、山岳賞ポイントを重ねたいベン・ヒーリー(EFエデュケーション・イージーポスト)は最初から全開でアタック合戦に参加し、新城幸也選手はジャック・ヘイグ(共にバーレーン・ヴィクトリアス)を逃げに乗せるために尽力する姿が見られた、そして逃げが形成されないまま28kmの平坦区間を終えて1級クロゼッタを上り始める。

オレリアン・パレパントル(AG2Rシトロエン)、ティボー・ピノグルパマ・エフデジ)、マルコ・フリーゴ、デレク・ジー(共にイスラエル・プレミアテック)、フィリッポ・ザナ(チーム ジェイコ・アルウラー)の5人が少しタイムギャップをつけ、ワジム・プロンスキー(アスタナ・カザクスタン チーム)が単独で、ワレン・バルギルチーム アルケア・サムシック)がヘイグら5人のグループで追い始め、メイン集団は一定ペースで上り始め、逃げを容認した形となった。

先頭5人にプロンスキーとバルギルの2人だけが追いつき7人の先頭グループ、ピノが先頭で山頂を通過、メイン集団は1分後方に位置している。続く4級山岳もピノが先頭通過、長い平坦区間を終える頃にはタイム差が5分近くまで広がっていた。中間スプリントポイントはジーが先頭で、1級フォルチェッラ・チビアーナもピノが山頂先頭通過で暫定で山岳賞首位に返り咲き、ボーナスタイムポイントもピノが先頭で-3秒を手にしている。

2連続2級登坂に入るとピノはペースを上げ残り距離8.4kmでバルギルがついていけなくなり、斜度のある区間でジーも遅れ、ザナと2人で山頂を目指す。4分後方ではテイメン・アレンスマン(イネオス・グレナディアーズ)の牽引からセップ・クスユンボ・ヴィスマ)に替わるとペースが一段上がり、ジョアン・アルメイダUAEチームエミレーツ)が遅れてしまった。

クス、プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)、ゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアーズ)、エディ・ダンバー(チーム ジェイコ・アルウラー)と4人のマリア・ローザグループで先へと進む、アルメイダはジェイ・ヴァイン(UAEチームエミレーツ)のサポートで15秒前後をつかず離れず追う。

残り距離5.7kmでログリッチがアタック、トーマスだけがついていく。ピノが山頂を先頭通過、クスがログリッチに追いつき再び牽引する。最終峠ゾルドでピノは突き放しにかかるもザナは後輪から離れない。そのまま2人でゴール前まで辿り着き、ラスト200mでピノがスプリントを開始、ザナも加速して横に並び少しだけ先にフィニッシュラインを越えた、グランツール区間初優勝。ピノはマリア・アッズーラを再び手に入れ、総合順位を13位から7位に上げている。

1分56秒後に共闘したログリッチとトーマスが同タイムゴール、アルメイダがその21秒後にフィニッシュ、11秒のタイム差だったアルメイダとログリッチの順位は逆転した。マリア・ローザはトーマスが19秒差で依然キープしている。

「夢の中にいるようだ、ジロに出ることもイタリアチャンピオンジャージを着ていることもWTのチームに移籍できたのも全てが夢のよう、2人になった時点で勝率は50%だと思った、後輪につくことを心がけた、あとは集中して勝利を掴みにいった」ザナ勝利後インタビュー

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