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サイクル ロードレース コラム 2023年5月21日

【ジロ・デ・イタリア2023 第14ステージ結果速報】ニコ・デンツが今大会2勝目!マリア・ローザはブルーノ・アルミライルへ

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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ジロ・デ・イタリア

区間2勝目!ニコ・デンツ(ボーラ・ハンスグローエ)

スタート地であるスイス・シエルでは陽光が降り注ぎ、深い緑が広がる山間でのパレードランは新城幸也選手(バーレーン・ヴィクトリアス)とマーク・カヴェンディッシュアスタナ・カザクスタン チーム)が談笑する姿も映し出された。

アクチュアルスタートが切られ、しばらく続く平坦路では逃げる気しかないローレンス・レックス(アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)が1人飛び出し、カヴェンディッシュらが追いついたグループは10km程度走ったところで吸収された。次に飛び出したオット・フェルハールデ(トレック・セガフレード)、マリウス・マイヤーホーファー(チームDSM)、ヴィンチェンツォ・アルバネーゼ(エオーロ・コメタ)の3人に追いつく形で合計29人の先頭グループが形成された。

1級シンプロンパス=パッソ・デル・センピオーネを上り始めると雨が降り始め、雨具を纏いながら走るメイン集団はこの日も安全に過ごすことを決めたようで、ダヴィデ・バイス(エオーロ・コメタ)が先頭で山頂を越えたとき、集団は約7分後方を走っていた。ティボー・ピノのために山岳ポイント潰しで逃げに乗ったブルーノ・アルミライル(共にグルパマ・エフデジ)は山頂2位通過、マリア・アッズーラはバイスに移動している。

45km続くダウンヒルは安全に下り再びイタリアへ、中間スプリントポイントはマイヤーホーファーが先頭通過。残り距離63kmでアルベルト・ベッティオル(EFエデュケーション・イージーポスト)が先頭グループから単独アタックをするとレースは一気に活性化。ニコ・デンツ(ボーラ・ハンスグローエ)がベッティオルを捕えると猛プッシュが続き、レックス、ダヴィデ・バッレリーニ(スーダル・クイックステップ)、ステファノ・オルダーニ(アルペシン・ドゥクーニンク)がカウンターで飛び出し、トムス・スクインシュ(トレック・セガフレード)がブリッジに成功、先頭4人が先行する。

レックスが脱落し、追走から抜け出すことに成功したベッティオル、デンツ、マイヤーホーファー、デレク・ジー(イスラエル・プレミアテック)のグループに吸収された。

残り距離3kmで14秒、2kmで15秒、1kmでも14秒と、逃げ切り目前ラスト800mで仕掛けたオルダーニのロングスプリントは力尽き、追走を牽引していたデンツが残り400mで先頭3人を捕え、ベッティオルがカウンターアタック、デンツが再び先頭に立つとジーの追い上げを許さず、粘り強いスプリントで今大会2勝目を挙げた。

ゲラント・トーマスイネオス・グレナディアーズ)のグループは21分11秒後に集団ゴール、総合タイム+18分37秒で23位につけていたアルミライルにマリア・ローザは移動している。

「今日は調子がよかったので再び先頭グループに入ることができた、最後の1kmで差を縮めることができたのはラッキーだった、ベッティオルの加速についていき全力を尽くした、素晴らしい時間を過ごしている」デンツ勝利後インタビュー

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