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【速報 ジロ・デ・イタリア2024】メルリールが最初のスプリントステージで区間優勝、マリア・チクラミーノ獲得/第3ステージ
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【ジロ・デ・イタリア2023 第14ステージ結果速報】ニコ・デンツが今大会2勝目!マリア・ローザはブルーノ・アルミライルへ
サイクルNEWS by J SPORTS 編集部チーム総合順位
1 バーレーン・ヴィクトリアス(バーレーン)in 168h 23' 58''
2 イスラエル・プレミアテック(イスラエル)+ 07' 03''
3 ユンボ・ヴィスマ(オランダ)+ 29' 00''
リタイア
168 アレッサンドロ・ヴェッレ(イタリア/チーム アルケア・サムシック)
32 サムエーレ・バティステッラ(イタリア/アスタナ・カザクスタン チーム)
75 ステファン・デボッド(南アフリカ/EFエデュケーション・イージーポスト)
第15ステージコースマップ
5月21日(日)第15ステージ
セレーニョ > ベルガモ
195 km(山岳 ★★★★☆)
初夏のイル・ロンバルディア風。クラシックハンターのパンチ力がうなる。もちろんT・ポガチャルが2連覇中のモニュメントコースが、大会2度目の休息日前日、総合系ライダーの意欲をかきたてないわけがない。
ギザッロ教会の鐘は鳴り響かないけれど……今ステージに組み込まれた4峠すべては、近年の「落ち葉のクラシック」で登坂済み。なにより過去10年で3回「落ち葉のクラシック」フィナーレを受け入れてきたベルガモの、最終盤の行程は完全に同じだ。
スタート直後から道はすでにうねりをはらんでいる。35kmほど走った先で早くも1級ヴァルカヴァへ。登坂距離11.6kmの山道は、平均勾配8%とかなりの急坂。しかも終盤3.5kmに渡って平均11%超・最大17%の激坂ゾーンも待ち受ける。
その後は2つの異なる大きな輪を描く。まずは東側の周回に入り、2級セルヴィーノ(11.1km、5.6%、9%)&2級ミラゴロ・サン・サルヴァトーレ(5.2%、7%、12%)の連続登坂。ヘアピンカーブで結ばれた双子の山は、2016年イル・ロンバルディアと2017年ジロ第15ステージでは逆側から使用した。今ジロは順番を入れ替えることで、難度が1つ目<2つ目とクレシェンド。
東の周回を終え、フィニッシュ地ベルガモを確認がてら一旦通過したら、今度は西側の周回へ。ここで立ちはだかるのは、2021年イル・ロンバルディアで通過した2級ロンコラ・アルタ(10km)。平均勾配6.7%に騙されてはならない。単に序盤と終盤に勾配が低いせいだ。麓から1.5km地点には17%の壁ゾーンあり。その後も500m13%+5・5km8%超と、厳しい山道は続くのだ。
繰り返される起伏と、蛇行する道の締めくくりは、「いつも」のフィナーレ。残り5kmを切った直後に始まる約1.5kmの上り坂は、平均7.9%・最大12%と爆発力を要する上に、玉石の敷き詰められたゾーンも登場する。残り3kmで一転急降下。コーナーの続くテクニカルなダウンヒルで、石門で道幅が狭まる箇所もあり。つまりはイタリア自転車界の中心地とも呼べるベルガモの、丘の上の旧市街チッタ・アルタへと力いっぱい駆け上がり、新市街チッタ・バッサへと猛スピードで駆け下りる。
高低差図
ステージ詳細テキスト:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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