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サイクル ロードレース コラム 2022年9月28日

【Cycle*2022 UCI世界選手権大会 男子エリート ロードレース:レビュー】史上最強のメルクスと並ぶ22歳で戴冠!もはや伝説級のレムコ・エヴェネプール「涙が流れる理由はたくさんある」

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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タイムトライアルを辞退し、ロード一本に絞り込んだファンアールトは4位に終わった。同僚レムコの勝利を喜びつつ……自らが表彰台を逃したことに関しては、「無線なしの悲劇」と語る。メダルを穫れると思わなかったからこそ、普段は自らのアシスト役を務めるラポルトの背後で、本気のスプリントを切らなかったということらしい。

「終わった後にラポルトから、彼が2位だったと告げに来た。びっくりしたよ。がっかりもした。だってレムコと一緒に表彰台に上がれるだけの脚が、僕にはあったはずだから」(ファンアールト)

ラポルトがスプリントを制したわずか40秒後に、新城幸也を含む集団がフィニッシュにたどり着いた。単騎参戦ながらも、最終周回のプレザント山までメイン集団に踏みとどまり、最終的には39位。大会3日前に38歳の誕生日を迎えた大ベテランは、日本のエースとして、アンダー時代から通算して自身16度目の世界選手権を走りきった。

南半球での世界一決定戦を終えたプロトンは、ヨーロッパで、そしてアジアで、なにより日本で、シーズン最後の激闘を繰り広げる。エヴェネプールのアルカンシェルお披露目を2023年まで楽しみに待ちつつ、2年間の虹色生活を終えて身軽になったアラフィリップや、まだまだ勝ちたりないポガチャル、そしてツール・ド・フランス総合制覇から2ヶ月、いよいよレース活動を再開するヨナス・ヴィンゲゴーらの、北イタリアでの登坂バトルに……まずは熱い視線が注ぎたい。

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【ハイライト】UCI世界選手権 男子エリート ロードレース|Cycle*2022

文:宮本あさか

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

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