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【Cycle*2022 ブエルタ・ア・エスパーニャ レースレポート:第18ステージ】山頂フィニッシュで赤いジャージのエヴェネプールが勝利「人生の中で新たに成し遂げたこと」
サイクルロードレースレポート by 滝沢 佳奈子遅れたアユソやロドリゲス、ロペスらのグループがエヴェネプールのいるグループに追いつき、16人の集団になると、ロペスのアタックに乗じる形でマスが再びのアタック。エヴェネプールはやはりすぐにマスの後ろにつくが、集団は二人から少し溝を空けられる。
「最後の登り坂が本当にきつくて、UAEのアルメイダたちが序盤にアタックしてきたり……レースは本当にハードだったけど、僕らは常に冷静でいられた。常に冷静でいること、それが僕の学んだことだから」(エヴェネプール)
こう話すエヴェネプールはほとんどケイデンスを変えるのみでシッティングでマスのアタックに反応していたように見える。その後、集団がまた追いつき、数名がアタックしたがそれもすぐに吸収された。残り3kmのバナーを過ぎた後、再びのマイヨ・ロホ自らのアタック。マスはダンシングで追いかけた。
その後方ではロホグループから置いていかれた総合4位のロドリゲスをカラパスが引く。カラパスは先頭から近いところにはいたが、「(ステージ優勝が)もう無理だということがわかったし、チームから、カルロス(ロドリゲス)が20秒も遅れていたから止まって助けるように言われた。僕はできる限り彼を助けようとしたんだ」と負傷したロドリゲスの総合を守る方向に切り替えていた。
ヘーシンクが先頭のまま残り1kmを通過。20秒差で追う二番手はもうマイヨ・ロホグループとなっていた。そしてそこから残り1km手前でマスが再三再四のアタック。エヴェネプールはそれすら封じ込めた。しかしそのアタックによってマスとエヴェネプールが完全に集団から抜け出す。
残り500m、ステージ勝利に向けて先頭をひた走るヘーシンクのすぐ後ろにはもう総合トップ2の姿が見えていた。残り300mでヘーシンクは二人に追いつかれる。そしてラスト200mでエヴェネプールが一気に腰を上げ、スプリント。まるで飛んでいくような加速にヘーシンクもマスもその背中にすがるが、間を空けられるのみ。
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