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サイクル ロードレース コラム 2022年9月9日

【Cycle*2022 ブエルタ・ア・エスパーニャ レースレポート:第18ステージ】山頂フィニッシュで赤いジャージのエヴェネプールが勝利「人生の中で新たに成し遂げたこと」

サイクルロードレースレポート by 滝沢 佳奈子
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レースは残り30kmほど。アルメイダとソレルの二人は、抜け出した6名の先頭から2番目のグループとなる追走集団へと追いついた。先頭からのタイム差は2分43秒。メイン集団と追走集団とのタイム差は40秒ほどだった。

先頭6人は協調状態が続き、アルメイダが含まれる追走集団ではソレルが牽引。その後ろのメイン集団ではアスタナのニバリが牽引という構図が続く。先頭が残り20kmを切る頃、先頭とアルメイダグループとは1分51秒差、先頭とメイン集団とは2分14秒差となった。

いよいよ最後の1級山岳、東側から登ったアルト・デル・ピオルナルを今度は西側から登る平均勾配5.6%の13.4kmだ。

メイン集団ではニバリが仕事を終え、モビスターが先頭を引き、追走集団ではソレルが仕事を終え、アルメイダが自らタイム差を広げようと先頭を引く姿があった。

ここからはそれぞれの集団で動きがさらに活発化していく。

登り始めたところで6人の先頭グループからジェベールが一人抜け出した。先頭残り9kmを過ぎたところでは、追走からヘーシンクがジェベールに追いつき抜き去ろうとするが、ジェベールはしがみつき、先頭は2人に。

集団では残り9.7km地点で、総合2位のマスがアタック。エヴェネプールが落ち着いた様子でマスの後輪を捕らえる。抜け出した2人は再びメイン集団に戻り、集団にいるメンバーそれぞれがアタックの機会を伺う。しかし、残り8.5kmのところでエヴェネプールが自らアタックを仕掛けた。前にいたテイメン・アレンスマンなどのグループに追いつくどころか一人で抜き去り、さらに一気にアルメイダグループにすら追いついた。マスはなんとかエヴェネプールにしがみついたが、総合3位のフアン・アユソやロペス、ロドリゲスらは20秒ほど後方に置いていかれた。集団での総合勢のやり合いが続く間に先頭とマイヨ・ロホグループとのタイム差は40秒ほどまで縮まっていた。

先頭では残り6.4km地点で、ヘーシンクが再びアタック。これにはジェベールはつくことはできず。ヘーシンクは一人残りの登り区間を突き進む。

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