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サイクル ロードレース コラム 2022年7月13日

【ツール・ド・フランス2022 レースレポート:第10ステージ】ツールのニュースター誕生! 2つ目の成功つかんだマグナス・コルト「自分でもすごいことをしたと思っているよ!」

ツール・ド・フランス by 福光 俊介
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マグナス・コルト(EFエデュケーション・イージーポスト)

マグナス・コルト(EFエデュケーション・イージーポスト)

ツール・ド・フランス2022における、「3人目のスター」が決まった。1人目、2人目は説明無用だろう。タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)とワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィスマ)。第1週から話題を占めた2人に続き、“今大会の顔”となるのはマグナス・コルト(EFエデュケーション・イージーポスト)だ。

最大25人の逃げがレースを先行した第10ステージ。最後までもつれにもつれたステージ優勝争いは、フィニッシュ手前の急坂を待って加速したコルトが、ニック・シュルツ(チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ)との写真判定の末、2018年大会第15ステージ以来となる、ツール通算2勝目をつかんだ。

「世界最大のレースで、これまでも勝利を求めてきた。僕のようなタイプのライダーがキャリア通じて2勝目を挙げるなんて...自分でもすごいことをしたと思っているよ!」(マグナス・コルト)

7月11日に1回目の休息日(同4日は移動日の扱い)を過ごしたツール一行。選手たちは軽めのライドや取材対応をしながらも、レースのない1日をゆっくりと過ごした。身も心もリフレッシュして迎える第10ステージ。ここから、アルプス3連戦の始まりだ。

その初日は休み明けということもあり、主催者側が“軽め”のコースをセッティング。距離も148.1kmと短めで、あくまでも翌日からの超級山岳へ向けたウォーミングアップという位置づけだ。

とはいっても、プロトン総じて“ウォーミングアップ”としてしまうと、一部のライダーたちに怒られてしまう。「今日こそがねらい目だ」とばかりに、手を変え品を変え前線を狙う選手たちだって存在する。

このステージ未出走の4選手のうち、ルーク・ダーブリッジ(チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ)とジョージ・ベネット(UAEチームエミレーツ)は、新型コロナウイルス陽性が明らかになり大会を去った。前々日、選手を対象にした検査では全員が陰性だったが、日々激動する感染状況にいつ誰がレースを去っても不思議ではない空気が漂っている。

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