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【ツール・ド・フランス2021 第17ステージ結果速報】ピレネー超級山頂フィニッシュ、総合上位勢の天上バトルはポガチャルに軍配
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かれこれ10年以上ロードバイクに跨がってきましたが、ここ最近、機材の進化が止まりません。電動化にディスクブレーキ、恥ずかしながら、電動化、ディスクブレーキのロードバイクに乗ったことがございません。そもそも、ロードバイクが高価すぎて、そうそう買い換えが出来るものではございません。ですが、少しでも速く走る(機材の力で)安全を考慮すれば将来的には電動化にディスクブレーキは必須なのでしょうか?操作感だったり、ロードバイクのデザインといいますか、フォルムはリムブレーキのほうが好きなんですが…。
(会社員 男性)
栗村さんからの回答
機材の高額化についてのご質問が増えている気がしますが、僕としても重要な問題だと思っています。というのも、高額化は、スポーツ自転車の普及の足かせになっているからです。
僕が選手だった80~90年代は、30万円ほどでハイエンドのロードバイクが買えました。しかし、ハイエンドロードバイクの値段は上がり続け、今や150万円以上はザラで、200万円近いモデルさえあります。ざっと5倍以上になっているわけです。
この高額化には海外のロードバイクファンも悲鳴を上げているようですが、僕たち日本人にとってはもっと深刻です。というのも、賃金が上がり続けている他の先進国と異なり、この30年間、日本人の平均賃金はほとんど変わっていないからです。
つまり、30年前には30万円かそこいらで買えたハイエンドバイクが、僕たちの収入はそのままなのにも関わらず、150万円に値上がりしてしまったわけです。しかも、カーボンフレームは1回の転倒でフレームがダメになってしまうこともある……。これではなかなかロードバイクが普及していきません。もちろんエントリークラスやミドルグレードのロードバイクもたくさんありますが、ミドルグレードでも平気で50万円くらいするのが今の時代です。高額化から逃れるのは難しいでしょう。
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