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サイクル ロードレース コラム 2021年5月24日

【ジロ・デ・イタリア2021 レースレポート:第15ステージ】今大会11人目のグランツール区間初勝利!アグレッシヴなロードレースライダーに変貌したカンペナールツ「みんながいるから僕がいる」

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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つまり今大会グランツール区間初勝利を祝った11人目の選手であり、8人目の逃げ切り勝利。また昨季末は解散の危機に脅かされた所属チームのクベカ・アソスにとっては、今大会3勝目。南アフリカ籍の同チームがグランツールで年間3勝以上を手にするのは、マーク・カヴェンディッシュが所属していた2016年以来5年ぶり。

「昨季チームの生き残り問題は本当に難しかった。自分がプロ選手を続けられるのかどうかさえ、分からなかったからね。だから今、このチームで走り続けられていることが、最高にハッピーだ。今の時点で来季のチームスポンサーは決まっていない。このジロ区間3勝で、素晴らしい宣伝ができたと思ってる」(カンペナールツ)

リースビークは2位に泣き、7秒後に追いかけてきた5人がラインへと駆け込んだ。モレマは7位とまたしても勝利は逃したが、メイン集団に大量のタイム差をつけてフィニッシュしたおかげで..トレック・セガフレードのチーム総合首位浮上に貢献した。

そのメインプロトンは17分21秒後に短くて長い1日を終えた。マリア・ローザのエガン・ベルナルは「簡単な1日だった」と手短に振り返った。ただし「チームメートが区間中ずっと働くことになってしまって、疲労してなきゃいいんだけど」と、翌日の難しいステージを前に、記者会見では少し顔を曇らせる場面もあった。

またステージ序盤のレース停止措置を受けて、スタートラインからフィニシュラインまで実際に要したタイムから31分引いたものが、公式なレースタイムとして記録されている。

文:宮本あさか

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

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