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【3.7開幕 パリ~ニース:プレビュー】イネオスの「ツール用一軍候補」とログラ擁するユンボの主導権争いに注目!我らが新城幸也も動き出す。
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか「太陽へ向かうレース」
いまだ寒い北から、すでに春めきつつある南へ。こんな「太陽へ向かうレース」はまた、7月を頂点とするグランツール大戦の幕開けであり、春クラシックに向けた最終調整の場でもある。勝利数をすばやく積み上げようと、スプリンターたちは大挙して詰めかけ、独走好きにも脚試しのチャンス。3月7日(土)からの8日間、春の陽の光は、あらゆる脚質を美しく輝かせる。
過去10年で3人のパリ〜ニース総合勝者が、後のツール・ド・フランス王者となった(うち2人は同一年)。その3人のマイヨ・ジョーヌこそが、ウィギンス、トーマス、ベルナルであり、いずれもスカイ→イネオスの所属選手だった。しかも、その合間にもポートで2回、エナオで1回、やはり同チームは勝利を持ち帰ってきた。
つまりイネオスにとって、パリ〜ニースは極めて重視すべき大会であり、今年も間違いなく「ツール用一軍候補」を連れてくる。グランツール経験者4人を含むエース候補がぎゅうぎゅうにひしめき、だれがいつどこでなにを狙うのか..世界中の自転車ファンが頭を悩ませる贅沢な選択肢の中から、昨ジロ総合覇者のゲイガンハートと昨ツール3位のポートが今大会に臨む。
一方で早々とツール・ド・フランス出走8選手を発表したのがユンボ・ヴィスマで、エース格のログリッチとクライスヴァイクが、今大会でシーズン始動。実は31歳ログラにとって初めてのパリ〜ニースなのだが、現在2018年秋から(途中リタイアの昨ドーフィネを除く)ステージレース9大会連続で表彰台乗りという生粋のステージレーサーが、黄色いジャージを狙いに行かないわけはない。
31歳ログラにとって初めてのパリ〜ニース
もしかしたら、初日からいきなり、ログラの攻撃的な走りが見られるかもしれない。1年前に初日区間を制したシャフマンが、そのまま総合優勝までつかみとってしまった前例もある。しかもパリの南西約25km、ヴェルサイユの隣町サン・シール・レコールでの幕開けは、オーソドックスな個人TTでも集団スプリントでもなく、ずばり起伏クラシック風。町を起点に大きな輪を2回描く166kmのコースは、全体が細かいアップダウンに彩られている。コース上には2つの3級山岳も待ち受ける(つまり2山岳×2周回で4回登坂)。
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