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【ブエルタ・ア・エスパーニャ2020 第6ステージ結果速報】悪天候の山頂フィニッシュはラスト3kmで仕掛けたヨン・イサギレがブエルタ初区間優勝、カラパスが総合首位へ浮上
サイクルNEWS by J SPORTS 編集部ポイント賞
1 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア/チーム ユンボ・ヴィズマ)79 pts
2 リチャル・カラパス(エクアドル/イネオス グレナディアーズ)61 pts
3 ダニエル・マーティン(アイルランド/イスラエル・スタートアップネイション)57 pts
山岳賞
1 ティム・ウェレンス(ベルギー/ロット・スーダル)19 pts
2 リチャル・カラパス(エクアドル/イネオス グレナディアーズ)18 pts
3 ダニエル・マーティン(アイルランド/イスラエル・スタートアップネイション)16 pts
ヤングライダー賞
1 エンリク・マス(スペイン/モビスター チーム)in 24h 35' 46''
2 ダヴィ・ゴデュ(フランス/グルパマ・エフデジ)+ 00h 02' 40''
3 ジーノ・マーダー(スイス/NTT プロサイクリング)+ 00h 02' 57''
チーム総合順位
1 モビスター チーム(スペイン)in 73h 49' 56''
2 UAEチームエミレーツ(アラブ首長国連邦)+ 00h 03' 37''
3 チーム ユンボ・ヴィズマ(オランダ)+ 00h 08' 09''
ステージ敢闘賞
57 ゴルカ・イサギレ(スペイン/アスタナ プロチーム)
第6ステージのリタイア
152 フェルナンド・バルセロ(スペイン/コフィディス)
コースマップ
第7ステージ 10月27日(火)午後11:35 - 深夜2:00/J SPORTS 4
[区間]ビトリア=ガステイス > ビリャヌエバ・デ・バルデゴビア
159.7km/登坂距離7.8kmの1級オルドゥニャ、最大勾配は14%!
■コースの特徴
休息日翌日に特有の「時差ぼけ」に要注意。翌日に山頂フィニッシュを控えて、総合勢はできるだけ早く体内のレースリズムを回復せねばならない。しかしコース上に待ち構える2回の上りは、決して簡単ではない。
ブエルタ一行はフランスからスペインへと再入国し、開幕地バスク州に立ち戻った。そのバスク州の首都から、大会2週目の戦いは走り出す。序盤50kmは目立った起伏こそないものの、道は延々と細かいうねりをはらんでいる。
そこから10kmほどのダウンヒルをこなすと、下りきった直後に1級オルドゥニャ峠へと突入だ。この「下って上って」のセットをプロトンは2回こなす。つまり大きな周回が描かれた。バスクの熱狂的なファンたちが山の戦いをたっぷり2回堪能できる、粋なコース設計だった。……ただし残念ながら新型コロナウイルスの感染防止のため、このオルドゥニャ峠への観客の立ち入りは完全に禁じられれている。
ヘアピンカーブをいくつもこなして、岩山を上ると、途端に目の前の風景が大きく開ける。遥か遠くまで一望できる。そんな1級オルドゥニャの登坂距離は7.8km、平均勾配は7.7%。麓から最終盤まで勾配は比較的一定ながら、ところどころに10%超のゾーンが顔を出す。最大勾配は14%。
歓声の聞こえない山を2回上り詰めたら、フィニッシュまでは残り19km。それほどテクニカルではないダウンヒルと、道幅の広い平地で1日は締めくくられる。
高低差図
コースの特徴:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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