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サイクル ロードレース コラム 2017年6月20日

【ツールに恋して~珠玉のストーリー21選~】謙虚に戦い続けた、エリック・ツァベルの「真のキングオブスプリンター」への道

ツールに恋して~珠玉のストーリー21選~ by 山口 和幸
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※本企画は2017年に実施されたものです。予めご了承ください。

世界中の自転車ファンを魅了して止まないTour de France。男たちの激闘の裏に隠されたHUMAN DRAMAに僕らは胸を打つ。ここに紡ぐ珠玉のストーリー21選があなたに届くとき、聞こえるのはきっと、ツールへの恋の予感。

【STAGE 14】謙虚さが強さの秘訣、エリック・ツァベル(東ドイツ)

東ベルリン生まれのエリック・ツァベル。1990年にベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツ統合されると、これまでトラックレースでしか活躍の場がなかった東ドイツ勢がプロロードチームに相次いで加入してきた。トラック競技でスピード力を磨いてきたツァベルもロードスプリンターとしての道が開けた。

1992年にドイツのマイナーチームと契約し、翌年に一流チームのドイツテレコムに引き抜かれた。1995年にツール・ド・フランスで区間2勝。1996年にはビャルネ・リースがチーム入りし、さらに前年にチーム入りしていたヤン・ウルリッヒの台頭もあり、ツール・ド・フランスでは総合優勝をねらうチームの中で、孤軍奮闘して区間優勝を積み重ねていく。

1996年は結果的に初めてのポイント賞を獲得している。その後もツァベルはポイント賞を獲得し、2000年にはそれまでショーン・ケリーが持っていた最多勝の4回を上回る5年連続の受賞を果たした。しかし5回目のポイント賞を獲得したものの区間勝利は1つしかなく、「真のキングオブスプリンターとは言えない」と陰口をたたかれていた。

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