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バスケット ボール コラム 2022年12月28日

【京都精華学園】継続は力なり。中高一貫の強化が結実してのウインターカップ初制覇 | ウインターカップ2022

ウインターカップコラム by 青木 崇
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中学2年でナイジェリアから来日してから山本コーチが天塩にかけて育てたウチェが35点、18リバウンドとチームを牽引。八木が22点、11リバウンド、堀内が17リバウンド、8アシストを記録するなど、昨年の決勝でも先発していた3人が期待に応えた。3年生としてキャプテンのウチェを支え、22点と決勝の大舞台でステップアップした柴田は、「ウチェがキャプテンになって自分たちも不安になったんです。日本語がうまく伝わらないこともあったけど、ウチェが一生懸命伝えようとしてくれていることに自分たちもわかりました。この1年間を通してウチェがキャプテンでよかった」と語る。

「才能を信じてやってきました」という山本コーチによる中高一貫での強化が結実し、ウチェだけのチームでないことを証明した京都精華学園は、インターハイとウインターカップの二冠を達成した。

最長身の選手が174cmと決して大きくなく、全員が道産子という札幌山の手の決勝進出は称賛に値する。「組み合わせて恵まれましたから」と謙遜した上島正光コーチだが、U18代表の森岡を軸に活発なボールムーブからカットでフィニッシュすることや、キックアウトからの3Pショットで次々と強豪校を倒してきた。決勝戦は京都精華学園のサイズと完成度の高さに対応し切れなかったが、東京体育館に駆けつけた人たちを魅了したのは間違いない。

文:青木崇

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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