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★★★:岸本隆一(琉球ゴールデンキングス #14)
11日の京都ハンナリーズ戦は11本中3本のFG成功の6点に終わったものの、5アシストを記録。週末のレバンガ北海道戦は、持ち味の3Pシュートに火がついた。1戦目が3Qで11点を奪ってリードを広げる要因となった際に決めた2本を含む6本、2戦目も4本成功させ、今季初となる2試合連続の20点以上(25点、23点)を達成した。岸本のシュートが当たった時の琉球は強く、3Pシュートを4本以上決めた試合の成績が5戦全勝で、北海道戦での爆発で今季の3P成功数のトータルが50本に到達した。
★★:比江島慎(宇都宮ブレックス #6)
元々得点センスと試合を支配できる能力を持っているが、秋田ノーザンハピネッツ戦と京都ハンナリーズ相手の2連戦では堅実なプレーでチームに貢献していた。3試合とも2ケタ得点を記録し、京都との初戦では10本中8本成功という高確率でFGを決めるなど、今季最多タイの17点をマーク。また、プレーメーカーとしてもいい仕事をしており、この3試合で9本のアシストを記録しながらも、ターンオーバーが0本だったことは高評価に値する。また、ガードながらシーズンのFG成功率が50%(86/172)という点も見逃せない。
★:中東泰斗(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ #12)
ケガ人続出で8人しかプレーできない状況ながら、秋田ノーザンハピネッツとの初戦は40分間フル出場で17点、8リバウンドをマーク。勝負どころの4Qには3Pシュートを2本決めるなど、勝利の原動力になったのはまちがいない。2戦目は17本中5本のFG成功(トータル11点)と確率が低かったものの、8リバウンドのうち4本がオフェンシブとハードに戦っていた。11日の島根スサノオマジック戦も23分12秒で5本中3本のFG成功と効率よく8点、4アシストでチームに貢献していた。
文:青木 崇
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
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