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【高校バスケ ウインターカップ2019】北陸学院:ディフェンス強化に費やした1年。福岡第一への挑戦をその集大成にしたい
ウインターカップコラム by 青木 崇 0その成果は、金沢市立工との決勝を3点差でモノにし、5度目のウインターカップ出場へとつながったと言っていい。11月13日の組み合わせ抽選で、北陸学院は1回戦でつくば秀英と対戦することが決まった。この1戦に勝てば、ここ2年の高校バスケットボール界で圧倒的な強さを誇る福岡第一と対戦する機会が得られる。とはいえ、「つくば秀英も強豪校だと思っていますので、このゲームに焦点を当てて、いいトーナメントの入り方をしたいと思います」と、濱屋コーチに油断はない。
とはいえ、1勝すれば福岡第一と対戦できることに、北陸学院の部員たちのモチベーションは日毎に高まっている。勝つならば、彼らにとって初戦となる2回戦が絶好のチャンスと見ているからだ。もちろん、実力的に一つ抜けていることを認めながらも、チャレンジャーとして挑むだけでなく、一波乱起こしてやろうという強い思いを持つ。「高校生なので4週間でめちゃめちゃ変わることがたくさんある。そういったところを今まで通りで済ますのではなく、福岡第一を倒すというところを目指して調整してやっていきたい」と語るように、濱屋コーチはウインターカップまでの期間で入念な準備を行いながら、ゲームプランを構築しようとしている。
チームの見どころについては、U18日本代表候補の元田太陽が「見てほしいポイントは機動力を生かしたチームディフェンス」と語れば、同級生の中屋龍之介も「切り返しを早くして、ブレイクでの得点を増やす」と話した。ディフェンスとメンタルが強くなった北陸学院は、2年ぶりのウインターカップで全国のバスケットボールファンにその存在をアピールするつもりだ。
文:青木崇
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
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