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バスケット ボール コラム 2019年2月4日

【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 16】ミニインタビュー:ギャビン・エドワーズ(千葉ジェッツ #21)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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千葉ジェッツのインサイドを支えるギャビン・エドワーズは、日本でのキャリアが6年目を迎えている。フィジカルの強さと身体能力の高さを兼備したビッグマンは、序盤のスロースタートが影響し、昨季に比べると平均得点が4.7点減少。しかし、B1レギュラーシーズン14連勝中は9試合で15点以上、6試合で10リバウンド以上の数字を残し、天皇杯決勝で27点、11リバウンドの活躍でベスト5に選ばれているなど、調子を上げているのはまちがいない。このミニインタビューは、2月3日の栃木ブレック戦後に話を聞いたものである。

 

Q 点差をつけられてしまった今日の前半、何が悪かったのでしょうか?
「栃木が我々よりもハードに戦ってきたことは明らかだ。また、序盤でシュートがよく決まったことも、彼らがリードを奪う助けになったと思うけど、一番の理由は我々よりハードにプレーしてきたことだね」

Q 栃木の危機感は感じましたか?
「我々に対する準備をよりしっかりやってきたのはまちがいないし、ディフェンスでもオフェンスでもうまく修正してきたと思う」

Q 連勝が14で止まってしまいましたが、天皇杯を制したことを含め、このような成果が出たことは、チームにとってどんな意味を持ちますか?
「すごく大きなことを成し遂げたと思える。B1のすばらしいチーム相手に14連勝しただけでなく、天皇杯で優勝できたというのは、我々がチームとしていかに強くなっているかということを明らかに示している」

Q 栃木とは3週間で4試合、いずれも激戦でした。この2チームはBリーグで最高のライバル関係にあると思いますか?
「栃木とはいつもいいゲームになるし、アルバルク東京ともそうなるかな」

Q シーズン序盤はなかなか調子に乗れない感じでしたが、今はいいパフォーマンスを発揮できていると思います。プレーの質やコンディションを上げられた要因はなんだと感じますか?
「昨季からチームの中で少し変化があったので、それに順応することで少し時間がかかってしまった。新しい選手も入ったわけだから」

Q ジョシュ・ダンカンの加入ということですか?
「その通り。順応することと、どうすればうまくいくかをもう一度考えながらプレーしなければならなかったけど、今はすごく心地よくプレーできているよ」

Q 今日は負けてしまいましたが、昨季に比べると今季のチームは、あまりよくない事態に直面しても、冷静さを失うことに戦えるようになっている気がします。それができるようになったのは、天皇杯に続きB1のタイトルを獲得するうえで、すごく重要なことだという認識がありますか?
「それをできたから天皇杯で優勝できたと思うし、14連勝も個人ではなくチームとしてハードに戦い続けることができたからだと思う」

Q メンタル以外の部分で、千葉がB1の頂点に立つために必要なことは何だと思いますか?
「とにかく今までやれたことを継続してやることだ。もっとレベルアップしなければならない部分は、いくつかあるけどね」

Q 一貫性が大事ということですね?
「その通りだ。ファイナルは一発勝負だから、試合開始から強さと質の高いパフォーマンスを発揮しなければならないけどね。とにかく、安定感のあるプレーをし続けることで、チームとして成長していくことが大事だ」

Q 今日の負けはいい学びの機会として捉えていますか?
「もちろん。長い間負けのない状態が続いたわけだから、負けた悔しさを味わうことは決して悪いことじゃない。次の試合でより強い気持で臨めることにもなるからね」

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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