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バスケット ボール コラム 2019年2月1日

【Bリーグ 2018-19第23節 名古屋 vs 富山プレビュー】琉球を追走する名古屋、富山#34ジョシュア・スミスへの対策が鍵

B.LEAGUEコラム by 片岡秀一
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第23節、ホームの名古屋ダイヤモンドドルフィンズが富山グラウジーズを迎えて戦う。

名古屋は、20勝16敗で西地区2位。開幕より好調を維持するが、ここ数節が勝負所と言って良いだろう。怪我人の影響もあってか、首位を独走していた琉球ゴールデンキングスの勝ち星のペースが落ちている為だ。新加入の#5ヒルトン・アームストロング も前節では18得点14リバウンドと期待通りの働き。ディフェンスリバウンドで計算できることが大きな強み、琉球との4差を詰め、3位京都の突き上げを凌ぎ、上位戦線を勝ち上がりたい。

富山グラウジーズは、5連敗と苦しんでいる。ここ数試合、5連敗と大いに苦しみ、同地区の新潟アルビレックス、川崎ブレイブサンダースら上位グループとは拡がり、シーホース三河の猛追を許し、ついに順位も入れ替わる事態に。これ以上の負けは許されない状況だ。

とはいえ、富山が今シーズンにステップアップを遂げた注目チームである事は間違いない。昨季、入れ替え戦で薄氷を踏むような勝利から、#11宇都直輝、#24大塚裕土、#9水戸健史と昨季からの日本人選手主力を軸に、#7阿部友和、#34ジョシュア・スミス、#0レオ・ライオンズが加入。束ねるのは、ドイツ、日本の男女トップリーグで実績も豊富なドナルド・ベック氏。#34スミスの圧倒的なパワーを活かした戦術で開幕から好調で白星を重ねた。オフコートでも、日本代表戦、B.LEAGUE ALL-STARと、バスケットボールのイベントが続き、大きな盛り上がりを見せているだけに、地区2位以上、CS出場へ向けて勝ち星を掴み取りたい。

両チームの対戦は、富山#34スミスの存在抜きでは語れない。無策で挑むには余りにも危険すぎる選手で、近い対戦チームである川崎、千葉のいずれも策を講じた。特に#34スミスがボールを持った瞬間、PF、Cのダブルチームで防ごうとするケースも目立った。#0ライオンズへのマークなどのリスクも大きくなるが、残りの3選手が素早く連動して失点率を防ぐべく奮闘。#34スミスがボールを保持する場面での攻防は、ボールマンだけに限らない。ALL-STARでもMVPを受賞した#24大塚へのパスコースを巡る攻防なども非常に見所が多く、富山、名古屋両チームの残選手の動きに着目する事も試合の見所になるはずだ。名古屋は梶山HCがどのような策を選択し、選手の遂行力が勝敗の鍵を握る。

日本代表でも存在感を増している#8張本天傑、今季大躍進、日本人得点ランキングでも4位の#9安藤周人、オールラウンドな活躍が光る#2マーキース・カミングス、移籍加入で存在感を示しているPG#0小林遥太のなど、タレントも豊富。どのような攻防が展開されるのかに注目したい。

代替画像

片岡秀一

埼玉県草加市出身。1982年生まれ。 ゴールドスタンダード・ラボの編集員としてクリニックレポート、記事の企画・編集や、クリニックなどの企画運営をし、EURO Basketball Academy運営も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。

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