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バスケット ボール コラム 2019年1月22日

【Bリーグ 2018-19第20節 栃木 vs 渋谷プレビュー】オフェンスの起点として、チームに新しいオプションを加えた#6比江島。ホームデビュー戦で初勝利なるか

B.LEAGUEコラム by 片岡秀一
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B.LEAGUEも後半戦が本格的にスタート。まずは、FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区2次予選window6が開催される時期まで、各地で熱戦が期待される。

天皇杯では準優勝、その後の千葉ジェッツ戦でも黒星を喫し、後半戦及びチャンピオンシップでの雪辱を戦う栃木ブレックスは前節より#6比江島慎が合流。後半戦の注目を集めるチームの1つだ。

デビュー戦では、試合に途中出場した最初のオフェンスより、ピック&ロールで#6比江島が仕掛ける形でオフェンスがスタートした事からも、オフェンスの起点として期待されている事が分かる。スタッツこそ、15分の出場で、6得点に終わったが、4アシストは見事。アシストという記録に残らないが、アシストパスの一つ前段階でのパスの供給源として素晴らしい働きを見せた。

元々、栃木は強固なディフェンスディフェンスと、#4ジェフ・ギブスに代表される強烈なオフェンスリバウンドを武器とし、ミスの少ない洗練されたチームオフェンスを駆使してシュート本数の非常に多いチーム。

惜しくも破れた天皇杯の決勝、千葉戦ではOREB%(オフェンスリバウンドの機会があった際の占有率)で43%という圧倒的な数字を残した。それでも、僅差で試合を落としたのは、シュート成功率で千葉に上回れたことが影響するのであるが、自らも得点でき、周りにもパスを供給できる#6比江島選手が及ぼす影響は非常に大きくなるであろうことを予感させた。アウトサイドが好調な#9遠藤祐亮、さらなる活躍が期待される203cmの#21橋本晃佑らへ良質なシュートチャンスは増えていくだろう。

今節で栃木と対戦するサンロッカーズ渋谷、天皇杯では71対77で敗戦。点差こそ6点であるが、15個のオフェンスリバウンドを奪われ、3Pシュートを50%の高確率で沈められた事が痛かった。

オフェンスリバウンドには、シュートを放つ前のディフェンスの影響が大きく影響するだけに、#9ベンドラメ礼生、#7伊藤駿、#32山内盛久、#22長谷川智也ら、アウトサイド陣のディフェンス力が鍵。インサイド、アウトサイドで多彩なオフェンスを武器とする#34ライアン・ケリーのシュート機会を数多く演出し、アウェーでの勝利を掴みたい。

今シーズン、栃木は、ピック&ロールに対するディフェンスとして、従来のHard Show(ボールマンに対して強くマークする戦術)以外にも、3人以上の選手をスイッチ戦術を駆使、スペースと高さの不利を無くすべく、連動性の高いDFを見せている。#34ケリーへのシュートチャンスを巡る攻防も見所の一つとなるはずだ。

代替画像

片岡秀一

埼玉県草加市出身。1982年生まれ。 ゴールドスタンダード・ラボの編集員としてクリニックレポート、記事の企画・編集や、クリニックなどの企画運営をし、EURO Basketball Academy運営も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。

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