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バスケット ボール コラム 2018年11月5日

【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 5】ミニインタビュー:狩野祐介(滋賀レイクスターズ #32)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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11月4日の栃木ブレックス戦に大敗した試合で無得点に終わった狩野祐介は、「負けたことよりも何もできなかったことが悔しい」と語った。前日の初戦を延長の末にモノにできたのは、シューターとしての役割を果たして15点と奪ったことが大きいと同時に、滋賀が勝利をつかむにはキャプテンの狩野が得点面で存在感を示すことがより明確になったと言えよう。今回は、栃木に勝った後に聞いた内容を紹介する。

Q 栃木相手に自分たちのバスケットができていたと思いますが、いかがでしたか? 「三河戦の初日で思うような試合ができず、2日目は接戦まで持って行けたのですが、理由としては僕たちがやろうとしているディフェンスをアグレッシブにやって、そこから流れをつかんでオフェンスに持っていく。僕の仕事はシュートですけど、とにかく打つと。打って入るか入らないかは結果として受け止め、打つことによって外国籍選手2人がリバウンドを奪い、セカンドチャンスを取れる。僕の仕事としては(ボールを)もらったら打つこと思ってやっていたので、結果的に決められたんですけど、チームとしては40分間やり続けることができなくてずっと負けていたので、三河の2戦目で負けはしましたけどそれができた。栃木戦でそのまま持っていこうということをコーチが話をして、僕たちも体現できたと思います」

Q 開幕前にシュートを打っていくとコメントされていましたが、今季は得点が伸びていますね? 「昨シーズンよりも伸びていますね。みんなでバスケットをする中で、ガードの2人、ビッグマンの選手たちも“気にすることなく打ってくれ”と言ってくれています。僕は(いろいろと)気にするタイプなので、流れを考えて打たないと気が多々あったんですけど、“そうじゃない。何も気にしなくていい”と言っていただいて、それで今季はとにかく(打って)行こうと。パーセントが落ちようが打とうと思ってコートになっているし、結果的に入っている。どの試合もこんな感じで行きたいなと思います」

Q 10試合は苦しい戦いが続きましたけど、今日の試合で自分たちの戦い方をできた手応えはありますか? 「手応えはあるんですけど、うちの弱いところはそう言ったときに足元をすくわれるし、悪いチームの戦い方をしてしまう傾向がある。それは絶対に避けたいと思いますし、人間って勝った次の試合でちょっと弱い気持で行ってしまうので、自分はキャプテンなので明日会場に来たとき、しっかりと話して雰囲気を引き締めて試合に臨みたいと思いますね」

Q 伊藤大司が入ったことによる負荷の軽減、こんなことができようになったことなどがありますか? 「いろいろ経験してきた選手なので教わるところは多いですし、チームを鼓舞する力を持っています。流れを即座に考えて体現できる能力を持っていますから、本当にもう一人そういった選手がいることで、自分の仕事が半減されるというか、もっとプレーに集中できますし、とても助かっていますね。他にもベテランの選手が来てくれたことによって雰囲気もいいですし、チームプレーをやろうとまとまっているので、とてもいい傾向だと思います」

Q 先ほど言っていた悪い部分、具体的に言うとどんなことですか? 「気持の部分だと思います。前半勝っていても、3Qの出だしに相手がプレッシャーをかけにくる。そういったとき受け身になってしまうことが多いです。練習しているし、レイクスのメンバーの能力もあるのに受け身になってしまうのは、メンタルの部分(が原因)なので、そこをもっと強気でいくことが大事だと思うし、僕たちの長い時間ある。今日は一瞬なりかけたところを盛り返してできたので、そこだと思いますね」

Q フィッシャーとラワルがファウルトラブルにならなければ、いいゲームができることを示した試合では? 「それも証明できたと思いますし、いなくても戦えるようなメンバー、荒尾さんとかいますから。ファウルトラブル、特にガニ・ラワル選手は(Bリーグ)1年目なので、ファウルを取られてしまう傾向があると思います。ファウルが混んでしまったときでも他のメンバーで戦えるような練習をしていますし、そういった戦いも今後あると思うので、(もっと)やっていかなければいけないと思いますね」

Q 今日は土壇場でビッグショットを連発するなど、期待していることを発揮してくれたと思いますか? 「そうですね。栃木のギブスは本当にすごい選手ですけど、そんな彼を相手に攻め続けてくれたので、心強いビッグマンが来てくれたなと思います。でも、明日はそうならないし、どう戦うかがキーになってくると思います」

Q 今日は感情的になる出来事があり、彼のために勝とうという強い気持が最後まで出ていたのでは? 「選手の身内に不幸があって母国に帰ったので、彼のため、彼の家族のためにも何としてでも勝とうという風に選手がまとまったので、本当にそう言う戦いができてよかったなと思います」 「取ってやる、絶対に勝つぞという気持が、ガニのリバウンドからのダンク、最後のタフなバンクショットも気持でねじ込んだとチームメイトから見ても感じますね」

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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