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バスケット ボール コラム 2018年7月30日

【インターハイ男子プレビュー】本命不在の激戦が期待される。U18代表メンバーを欠くチームがどう戦うかも注目

バスケットボールレポート by 青木 崇
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井手口孝コーチは「うちは強くないよ。精神的な脆さがすぐ出るから」と語っていたものの、小川麻斗が得点とゲームメイクの両面で奮闘し、阿佐美風葉や神田壮一郎のステップアップはインターハイに向けて大きな収穫。核となる2人がいなくても、持ち味であるタフなディフェンスからのトラジション・オフェンスを展開できれば、福岡第一はまちがいなく強い。優勝候補の一角とみるべきだろう。

U18代表メンバー不在で大きな影響を受けるチームとしては、中村拓人が軸の中部大第一、富永啓生が得点源の桜丘、オールラウンダーの三谷桂司朗を擁する広島皆実の名前を上げることができる。特に中部大第一については、何人かのコーチから「中村がいれば優勝できる強いチーム」という声も聞いた。大黒柱の不在はチームとして痛手といえ、FIBAアジアが決めた日程に逆らえない。とはいえ、日程が春の段階で発表されたため、インターハイに向けた準備期間があったのは救い。残ったメンバーにとってはステップアップする絶好の機会と理解し、いいプレーを見せてくれることを期待している。

1年生に楽しみな選手が多い明成

福岡第一とともに松山杯に出場していた明成は、昨年からのレギュラーであるシューター、田中裕也が日韓中ジュニア交流競技大会に向けた合宿で不在だった。それでも、「下級生を育てていくよ」と話す佐藤久夫コーチは、センターの山内シャリフ和哉ら有望な1年生たちを5人同時に起用するなど、強化に向けていろいろ試していた。2年生の木村拓郎が大会のベスト5に選ばれたように、インターハイに向けてチーム力を上げてきているのは確か。田中がチームを牽引する中で、1年生たちがミスを恐れずに積極果敢なプレーをする試合が続くことになれば、一気に勝ち上がることも十分に考えられる。

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