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バスケット ボール コラム 2018年5月3日

【Bリーグ 2017-18第32節 千葉 vs 琉球プレビュー】シーズンを通じて培ってきたであろう、両チームディフェンスの完成度にも注目

B.LEAGUEコラム by 片岡秀一
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2シーズン目のB.LEAGUEも最終節となったが、東地区上位の最終順位、全体2位の争いは最終節までもつれている。そして、今節の対戦カード、千葉ジェッツふなばしと琉球ゴールデンキングスが各チームのCSでの組み合わせに大きな影響を与えるカードだ。

ここまで44勝、東地区優勝のマジックを「1」としている千葉。琉球戦で1勝をすれば地区優勝と共に全体2位も確定。逆に、琉球が2連勝した場合はアルバルク東京と京都ハンナリーズの結果次第で地区2位となる事も考えられる混沌とした状況だ。

前節、千葉は川崎ブレイブサンダースに、琉球は大阪エヴェッサに共に敗戦。課題を修正して挑む今節、戦いはCSに向けて結果も内容も求められる。

一気に畳みかける爆発力のあるオフェンス力が光る両チームだが、両チームに共通する志向性は堅守。両チームの外国籍選手や、日本人選手の陣容もチームのフィロソフィーを体現する選手が揃っている、何よりも両HCの選手起用からも明確なメッセージが伺える。今シーズン、多くの勝ち星を重ねているのはディフェンス力に他ならない。

脚力に長けたインサイド選手が揃う両チームがゆえに、千葉#2富樫勇樹、怪我から復帰した#11西村文男、琉球#14岸本隆一、#8二ノ宮康平らのピック&ロールを巡る攻防は、ボールマンへの圧力も、残る3選手のシュートチャンスに繋がるパスコースを巡るディフェンスの展開も激しくなるはず。瞬間、瞬間に移り変わるチャンスの糸口を潰すヘルプディフェンスの動きは注目点の1つ。

千葉は#21ギャビン・エドワーズ、#3マイケル・パーカーがアウトサイドのシュートも苦にしない事に対し、琉球の場合は#33アイラ・ブラウン以外は、ゴール下での攻防を得意とするタイプ。シュートチャンスの潰し合いとしては、琉球の方がディフェンスにおいて果すべき仕事は多いかもしれない。

今季の対戦は1勝1敗。初戦では、千葉が最終ピリオドで琉球を7点に抑え勝利。第2戦では、ハッスルプレーを続けて延長戦へと持ち込んだ琉球が、延長戦での千葉の得点を2点に封じて勝利。

初戦では、トランジションにおけるディフェンスでミスがあり、高確率で3Pシュートを沈める#27石井講祐に不用意なオープンの3Pを許す場面もあった。このレベルになると、ターンオーバーなどのオフェンスにおけるミスではなく、チームルールに則った上での、ディフェンスのミスをいかに少なくするかが鍵。

今節では、千葉のオールラウンダー197㎝の#34小野龍猛に対して、成長著しい#24田代直希、献身的な守備が光る#11須田侑太郎、ベテラン#6金城茂之、守備力にも定評のある#51古川孝敏らのマッチアップが予想される。ポストアップからの得点や、鮮やかなパスを武器の一つとする#34小野に対し、琉球がどのようにチームとして守っていくか。個人のディフェンス力と共に、チームディフェンスの遂行度が重要だ。シーズンを通じて培ってきたであろう、両チームディフェンスの完成度にも注目したい。

Bリーグ 2017-18 放送予定

☐ 第32節
5月5日 (土) 午後3:30 生中継
シーホース三河 vs. 川崎ブレイブサンダース
5月6日 (土) 午後2:00 生中継
千葉ジェッツ vs. 琉球ゴールデンキングス

32節以降の放送予定

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片岡秀一

埼玉県草加市出身。1982年生まれ。 ゴールドスタンダード・ラボの編集員としてクリニックレポート、記事の企画・編集や、クリニックなどの企画運営をし、EURO Basketball Academy運営も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。

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