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バスケット ボール コラム 2018年5月1日

【Bリーグ 2017-18第31節 琉球 vs 大阪プレビュー】昨季最終節で命運が分かれた因縁の対戦カード

B.LEAGUEコラム by 片岡秀一
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長丁場のシーズンも残り2節となった。CSクォーターファイナルのホーム開催権を獲得している琉球ゴールデンキングスではあるが、レギュラーシーズンでは今節がホーム最終戦。西地区3位の大阪エヴェッサを迎える今節は、CSに向けてさらなる成長を果たす意味でも、勝利が欲しい。

対する大阪、前節の滋賀戦では、#8エグゼビア・ギブソンの大活躍などで連勝するも、直接対決での得失点差では及ばず。残留争いへの進出の可能性を抱えながらの残り3試合と向き合う事となった。

前節、アルバルク東京戦では1勝1敗とした琉球。先制勝利を果たした初戦では、躍動感と連動性のあるディフェンスが光った。その上で、#33アイラ・ブラウンの攻守にわたるエネルギー溢れるプレー、#14岸本隆一の得点力が光り、会心のゲームで勝利を掴んだ。

両チームは、昨季最終節で命運が分かれた因縁の対戦カードでもある。CS進出へ王手としていた大阪、最終節に乗り込んだのは、地区3位に位置していたアウェー琉球戦であった。CS出場へ気迫を前面に出す琉球に対して、大量リードでゲームを優位に進めるも、徐々に琉球の気迫が勝って劣勢に。レイショーン・テリーの大量得点、琉球の歴史を築いた功労者であるアンソニー・マクヘンリーのブロックやバスケットカウントで初戦を落とすと、最終戦でも敗戦。CSへコマを進めたのは琉球であった。

大型補強でシーズン序盤に話題を集めた琉球ではあるが、CS進出を果たした自信、シーホース三河に敗戦をしてシーズンを終えた経験は、#14岸本に加え、#24田代直希、#13津山尚大ら、着実な成長を見せている選手に大きな影響を与えているはずだ。

今シーズン、両チームの置かれている状況は異なるものの、大阪エヴェッサは、近い将来にB.LAGUEの頂上を目指している強い意思を感じさせるチームの1つ。残留プレーオフ回避の為の1戦という以上に、クラブのプライドや誇りを賭けた戦いにでもなるのではないか。

前節、殊勲の#8ギブソンは、ゴール下で脅威を発揮するタイプ。前節でも、24点10リバウンド、32点11リバウンドの活躍でチームの勝利を導いた。

反面、決してアウトサイドのディフェンスが得意ではない為、攻防を巡るカギの一つはそこ。琉球の#12ハッサン・マーティンは、外角シュートこそ得意ではないが、鋭く力強いドライブとファーストブレイクでの走力が武器。

#30ヒルトン・アームストロングは、献身的なスクリーンで味方のシュートを演出する仕事人。#14岸本、#24田代、#51古川孝敏のシュートチャンスを作り出す働きをし、大阪にとっては手を焼くコンビプレー。#1今野翔太、#17木下博之、#20合田怜、#14橋本拓哉の守備がゲームに与える影響は大きい。

また、オンザコートワンの時間帯で#33アイラ・ブラウンとマッチアップをするのは、移籍加入の#27熊谷尚也や、#15根来新之助となるか。特に、跳躍力とシュート力に長けた#27熊谷は、日本代表での活躍も期待される逸材。決意と覚悟を胸に、優勝チームである栃木ブレックスからの移籍を決断をしたはず。昨季に比べて、大幅に増えたプレータイムの中、集大成ともいえる終盤戦でのパフォーマンスに期待したい。

Bリーグ 2017-18 放送予定

☐ 第31節
5月2日 (水) 午後8:00 生中継
琉球ゴールデンキングス vs. 大阪エヴェッサ

31節以降の放送予定

お申込みはこちらから

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片岡秀一

埼玉県草加市出身。1982年生まれ。 ゴールドスタンダード・ラボの編集員としてクリニックレポート、記事の企画・編集や、クリニックなどの企画運営をし、EURO Basketball Academy運営も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。

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