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バスケット ボール コラム 2018年4月20日

【Bリーグ 2017-18第29節 三河 vs 琉球プレビュー】ホーム開催が続く三河はコンディションの部分でプラス。アウェーでの戦いが続く琉球は、正念場。

B.LEAGUEコラム by 片岡秀一
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全体順位で1位、44勝のシーホース三河が、同2位、40勝の琉球ゴールデンキングスを迎え入れる今節。現在、東地区首位の千葉ジェッツが40勝で同率、CSセミファイナルでのホーム開催権利を得るのは全体2位以上であるだけに、どちらにとっても、今節でも2勝が欲しいし、少なくとも連敗は許されない戦いだ。

前節の初戦、琉球は新潟アルビレックスの前に敗戦。終盤、#30今村佳太に許した3Pが響き、最後のタイムアウト後にはターンオーバーを喫して逆転の機会を逃す。続く第2戦ではディフェンスの強度を高めて新潟をミスを誘うと、#14岸本隆一の活躍もあって勝利を収めた。西地区優勝を決めた記念すべき前節は、課題と可能性の両方を感じさせる2試合だったのではないか。

対する三河。前節の島根スサノオマジック戦では、追いすがる島根を振り切って連勝。前節の初戦、千葉への大敗から立て直し3連勝。常勝チームの成熟度の高さを感じさせた。圧巻は、#0橋本竜馬だ。2試合目の1ピリオドだけで19得点と荒稼ぎ。何よりも、チームに活力を与えたのは堅実さと攻撃性が交互に顔を見せる激しいディフェンス。自らのスティールからも得点を稼ぐだけではなく、チームの士気を高める最高のプレーだった。

両チーム共にCSに向けて、仕上げの段階。その中で、チームの中心選手が、誇りとプライドを感じさせるプレーを見せているのは好材料だ。

昨季は同じ西地区に所属した両チーム。戦績は5勝1敗で三河が大きくリード。今季は初顔合わせとなる中で、日本代表の#33アイラ・ブラウン、#32桜木ジェイアール、共に持ち味の異なる両選手の活躍がオンザコート1の時間帯の最大の焦点となるだろう。

また、#6比江島慎、#14金丸晃輔の三河ウィングに対し、琉球は#51古川孝敏、#24田代直希、#11須田侑太郎のアウトサイド陣の攻防が重要。特に、#14金丸、#51古川は、共にボールのない場面での駆け引きが非常に上手く、両チームのHCも両選手のシュート力やオフボールでの駆け引き力を生かすオフェンスパターンを数多く持っている。ベテランの鈴木貴美一HC、HCとしては1年目の佐々宜央氏の采配も見所。両HCが描くオフェンスに着目するのも楽しさの1つになるだろう。

三河はホーム開催が続く試合でコンディションの部分でプラス。琉球はアウェーでの戦いが続き、正念場でもある。琉球#13津山尚大など、若手選手のさらなる台頭に期待したい。

Bリーグ 2017-18 放送予定

☐ 第29節
4月21日 (土) 午後5:00 生中継
アルバルク東京 vs. 三遠ネオフェニックス
4月22日 (日) 午後3:00 生中継
シーホース三河 vs. 琉球ゴールデンキングス

29節以降の放送予定

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片岡秀一

埼玉県草加市出身。1982年生まれ。 ゴールドスタンダード・ラボの編集員としてクリニックレポート、記事の企画・編集や、クリニックなどの企画運営をし、EURO Basketball Academy運営も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。

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