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バスケット ボール コラム 2018年4月9日

【2017-18 B.LEAGUE NOTEBOOK 24】チャンピオンシップ進出がかかる中地区2位争いはどうなる?

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

昨季のB1は、琉球ゴールデンキングスと大阪エヴェッサが最終戦まで西地区2位でのチャンピオンシップ進出を争った。今季はすで6チームが出場を決めているが、中地区の2位争いは土壇場まで何が起こるかわからない状況になりつつある。9試合を残して25勝26敗の名古屋ダイヤモンドドルフィンズが2位。2ゲーム差で三遠ネオフェニックス、3ゲーム差で富山グラウジーズと新潟アルビレックスBBという順位になっており、各チームの残り試合は以下のとおりだ。(チーム名のうしろにある数字は試合数、H=ホーム、A=アウェイ)

★名古屋
A東京2(A)、富山2(H)、横浜2(A)、三河1(H)、栃木2(H)
★三遠
川崎2(H)、A東京2(A)、新潟2(A)、横浜1(H)、西宮2(H)
★富山
栃木2(A)、名古屋2(A)、三河2(H)、新潟1(A)、滋賀(A)
★新潟
琉球2(H)、島根2(A)、三遠2(H)、富山1(H)、北海道2(A)

2位の名古屋は今週末アルバルク東京とのアウェイ戦になるが、これを1勝1敗で乗り切り、ホームでの富山戦に連勝できると、チャンピオンシップ進出に前進できる。3位三遠との直接対決を5勝1敗で勝ち越していることからも、残り9試合で5勝すると、他の3チームは7勝以上が2位の座を確保するための最低条件となる。

三遠は川崎ブレイブサンダースとA東京相手の4連戦が待ち構えており、生き残りをかけた戦いという点では、他のチームよりも厳しい。しかし、これを3勝1敗で勝ち越した場合は大きな自信をつかむことになり、名古屋にプレッシャーをかけられる。

富山は7試合がアウェイという状況にあるが、栃木ブレックス戦を1勝1敗で乗り切り、名古屋との直接対決に連勝できれば、2位浮上への可能性を増す。2戦トータルで17点以上の差をつけて連勝した場合、タイブレークで名古屋を上回ることができるからだ。

新潟は富山と1試合残しているといえ、直接対決で1勝4敗とすでに負け越し。三遠相手には4月28、29日の直接対決をトータル16点差以上で連勝しなければ、3勝3敗になってもタイブレークで下位。まだ可能性が残されているといえ、新潟は他の3チームに比べると厳しい状況にある。

どのチームも目の前の1試合に集中しているが、ファンからすれば他のチームの状況も気になるもの。中地区の2位争いは、最後まで何が起こるかわからないバスケットボールのおもしろさに拍車をかけるかもしれない。レギュラーシーズン終盤でハラハラドキドキできるゲームが多くなることは、Bリーグにとっていい傾向と言っていいだろう。

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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