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バスケット ボール コラム 2018年3月30日

【Bリーグ 2017-18第26節 京都 vs 琉球プレビュー】京都を率いて7シーズン目の浜口HC、琉球の佐々HC 両コーチ同士の駆け引きや判断に注目したい

B.LEAGUEコラム by 片岡秀一
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平日開催を挟んだ中で迎える今週末は、既にCS出場を決めている西地区の1位、2位チームが対戦。前節、琉球ゴールデンキングスは高さのある大阪エヴェッサに、京都ハンナリーズは、西宮ストークスに共に勝利した。

京都は、オールラウンダー#32ジュリアン・マブンガを欠く中でも、選手の特徴が噛み合って見事なオフェンスを見せた。208㎝/138kgの#34ジョシュア・スミスに得点チャンスを演出すると共に、西宮ディフェンスが#34スミスに集まった状況を各選手が即座に判断。的確なパス回しでフリーのアウトサイドシュートのシチュエーションを数多く作り出した。#14坂東拓と#33内海慎吾が3本、#3伊藤達哉、#7晴山ケビン、#12岡田優介、#43永吉佑也が2本の3Pを成功、52%の成功率でトータル13本の3Pは相手チームにとって脅威。

ここまで2勝2敗、今節が今季ラストの直接対決となる両チーム、現在、琉球とのゲーム差は6。逆転での地区優勝を勝ち取るためには、ホームで連勝を成し遂げる圧倒的なパフォーマンスが必要。目下、5連勝中であるが、今季の連勝記録でもある7まで伸ばせれば最高のシナリオとなるだろう。

京都対琉球との対戦で鍵を握るのは、インサイドで存在感を放つ#34スミスを巡る攻防だ。琉球が得意とするピック&ロールの攻防では、その巨漢ゆえ、やや引き気味にマークせざるを得ない。琉球の攻撃のタクトを握る#14岸本隆一、#8二ノ宮康平らへの対応が後手に回れば、#24田代直希、#51古川孝敏、#11須田侑太郎ら、アウトサイド陣に供給するシュートチャンスの質も高まるだろう。

ナショナルチームでの活動など、国際経験も豊富な琉球の佐々HC、#34スミスをアウトサイドに引きずり出す戦術で、ウィークポイントを最大化し、優位性を保つべく準備をする事は想像に難くない。その為、重要なのはドリブラーに対するディフェンスで、いかに自由を奪えるかどうかが鍵。

京都は、ディフェンス力に定評のある#3伊藤、#12岡田、常にエネルギー溢れるプレーで戦う姿勢を見せる#91片岡大晴と役者は揃っているだけに、試合の序盤から激しい攻防が予想される。

もう一つは、#33アイラ・ブラウンの存在だ。マッチアップが予想されるのは、#43永吉、#7晴山ら。いずれも、成長の機会を求め、慣れ親しんだチームを離れて、覚悟を持って2年目のB.LEAGUEに挑んでいる姿勢を感じる選手。ゲームの主導権を左右する各領域に対し、京都を率いて7シーズン目の浜口HC、琉球の佐々HCとの、両コーチ同士の駆け引きや判断にも注目したい。

Bリーグ 2017-18 放送予定

☐ 第26節
3月30日 (金) 午後7:00 生中継
サンロッカーズ渋谷 vs. 栃木ブレックス
3月31日 (土) 午後6:00 生中継
京都ハンナリーズ vs. 琉球ゴールデンキングス
4月1日 (日) 午後2:00 生中継
レバンガ北海道 vs. 千葉ジェッツ

26節以降の放送予定

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片岡秀一

埼玉県草加市出身。1982年生まれ。 ゴールドスタンダード・ラボの編集員としてクリニックレポート、記事の企画・編集や、クリニックなどの企画運営をし、EURO Basketball Academy運営も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。

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