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野球 コラム 2026年4月14日

【広島好き】日曜に打順を組み替えたカープ、昨季のデータから今季の打順を考えてみた

野球好きコラム by 大久保泰伸
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モンテロ(カープ)

4月12日の横浜DeNA戦で、開幕戦から4番で起用されていた佐々木 泰が7番に降格となり、代わってモンテロが4番に入りました。11日には2番だった中村 奨成が8番となっており、今季もまた日替わり打順になってしまうのか、懸念されています。

佐々木泰は打率.188(4月12日終了現在、以下同じ)、中村奨は打率.167と、打順降格は仕方がないところですが、理想を言えば、リーグ3連覇を達成した時のタナキクマルのような不動のオーダーの確立を期待したいところです。

とは言え、現状を見れば、相手投手や個々の調子に合わせた打順でスタメンを組むのは致し方ないところでしょうか。適材適所のスタメンを探るためにも、今回は主な選手の昨季の打順別成績を調べてみたいと思います。

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昨季はチーム最多の138試合に出場して首位打者、最高出塁率のタイトルを獲得した小園 海斗は、94試合の3番が最多で、打率.339、1本塁打、34打点を記録。12試合の2番で打率.275、11試合の6番で打率.238だったのに対して、5番では5試合ですが打率.389をマークしており、クリーンアップが適任のようです。

ただ、4番では5試合で打率.150、2試合のみの1番は打率.100という数字もあり、4試合の7番も打率.167でした。今季はここまで3番で固定されて打率.114と不振が続いていますが、ここは動かさない方がいいのかもしれません。

小園と並ぶ138試合出場のファビアンは、1、8、9番を除く全ての打順で起用されていますが、もっとも数字が良かったのが、最多の45試合で出場した2番で打率.304、8本塁打、25打点を記録しています。

次いで41試合の3番でも打率.292、4本塁打、19打点をマークしていますが、21試合の4番では打率.165まで下がり、11試合の5番も打率.256と今ひとつ。むしろ16試合の6番の方が打率.302と結果を残しています。

今季は5番に固定されて打率.217、2本塁打、4打点となっていますが、近年のトレンドである『2番最強説』にもっとも向いた選手かもしれません。

佐々木泰に代わって4番に入ったモンテロは、昨季105試合に出場。43試合で最多の4番では打率.217、1本塁打、18打点と結果を残せておらず、6試合の5番でも打率.227。むしろ34試合の6番で打率.282、6本塁打、16打点、16試合の7番で打率.304と、クリーンアップを外れた方が好成績を残しています。

昨季は自己最多となる104試合に出場して打率.282、9本塁打、33打点とブレイクした中村奨は、スタメンでは1、2、3、6番で起用されました。74試合と最多の1番で打率.283、8本塁打、27打点と際立った成績を残しており、4試合の2番では打率.188でした。

2試合の6番と1試合の4番ではいずれも打率.250と、適性を図るにはデータが少な過ぎるところですが、今季も2番で低打率に苦しんでおり、現状で言えば、リードオフマンがもっとも適任かもしれません。

今季は6、7番で起用されている坂倉 将吾ですが、104試合に出場した昨季のスタメン出場は80試合の5番が最多。打率.239、4本塁打、28打点に終わっているのに対して、9試合の6番では打率.286、7試合での7番では打率.273、1本塁打もマークしており、今季の打順がベストなのかもしれません。

昨季は113試合に出場した菊池 涼介は2、6、7、8番での起用でしたが、22試合の2番が打率.230だったのに対して、21試合の6番が打率.221、最多の42試合の7番が打率.264、11試合の8番が打率.286と、下位になるほど打率が上がる傾向があるようです。

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最後にもう1人、記しておきたいのが秋山 翔吾で、64試合出場に終わった昨季は4試合の5番が打率.500、5試合の6番が打率.316に対して、最多の15試合の1番では打率.246と振いませんでした。

ただ、138試合に出場して打率.289をマークした2024年には、120試合の1番で打率.294をマークしています。故障離脱中のルーキー平川 蓮や中村奨など、候補の多いトップバッターですが、NPB歴代シーズン最多安打記録(216安打)を持つベテランの起用法にも注目したいところです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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