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野球 コラム 2025年6月15日

【ハイライト動画あり】福井工業大学、東海大学の追撃を振り切り4年ぶり2回目の決勝進出。全日本大学野球選手権 準決勝

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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東海大学vs.福井工業大学

6月14日(土)の準決勝第2試合では、準々決勝で前回準優勝の早稲田大学にコールド勝ちし、弾みをつけて準決勝へ乗り込んだ東海大学(首都大学野球連盟)と、前日のナイトゲームで難敵の中京大学を接戦の末に下した福井工業大学(北陸大学野球連盟)が対戦した。

小雨のぱらつく神宮球場でプレイボールの告げられた試合は、初回に動きを見せる。後攻の東海大は福井工業大の先発・中本伸太朗に対し、一死2・3塁から4番・柳元珍の適時打で先制すると、さらに犠飛で1点を加え、2-0として先手を取る。

しかし、直後の2回表に福井工業大がすぐさま反撃に転じる。この回先頭の4番・高松紳志がソロ本塁打を放って1点を返すと、その後、3四球で一死満塁として東海大の先発・求航太郎を降板に追い込む。

さらに相手2番手の庄田聡史に対し、9番・辻本匡登の適時打で1点を加え、同点に追いつくと、その後は併殺崩れの間に三塁走者が生還し、逆転に成功する。

これで勢いづいた福井工業大は、2回裏の東海大の攻撃を中本が三者凡退に打ち取ると、3回表に先頭からの四死球で無死1・2塁としたところで、5番・伊藤航太がレフトオーバーの2点適時二塁打を放ち、5-2とリードを広げ、試合の主導権を握る。

流れを変えたい東海大はその裏の攻撃で、3番・大塚瑠晏のソロ本塁打で1点を返す。これに対し、流れを渡したくない福井工業大は5回、一死二塁からここも5番・伊藤の適時打で1点を加え、リードを再び3点差に広げる。しかし、東海大もその裏の攻撃で犠飛により1点を挙げて食い下がる。

6・7回と両チームのスコアボードに「0」が並ぶなか、東海大は8回裏の攻撃で5番・笹田海風が左翼スタンドへソロ本塁打を放って1点差に詰め寄る。この後、東海大は二死1・3塁と同点のチャンスを作り出すも、ここは福井工業大3番手の土合章太が踏ん張り、1点差を守り切る。

じわじわ追い上げる東海大に対し、逃げ切りを図る福井工業大は9回裏も続いて土合がマウンドに上がり、早々と二死を奪うも、その後は2四球で二死1・2塁と、一打同点、長打が出れば逆転サヨナラというピンチを作り、前の回で本塁打を打った笹田を打席に迎える。

しかし、ここはフルカウントから三振を奪った土合に軍配が上がり、福井工業大が6-5で勝利した。雨中の熱戦を制した福井工業大は、初優勝を懸けて東北福祉大学と対戦する。

◆試合結果
福井工業|0 3 2 0 1 0 0 0 0|6
東海大学|2 0 1 0 1 0 0 1 0|5

◆投手
・福井工業:中本伸太朗、向嶋大輔、土合章太
・東海大学:求 航太郎、庄田聡史、若山恵斗、米田天翼

第74回 全日本大学野球選手権大会

【ハイライト動画】準決勝 東海大学 vs. 福井工業大学

J SPORTS編集部

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