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菅野智之(オリオールズ)
ボルティモアのベテランルーキーがMLBで初めて奪三振ショーを繰り広げた。
オリオールズの菅野智之は現地4月28日(日本時間29日)、本拠地『カムデン・ヤーズ』でのヤンキース戦に先発登板すると、リーグ屈指の強力打線を相手に5回95球を投げ、5安打無失点、8奪三振1四球の快投で今季3勝目(1敗)を挙げた。
試合はオリオールズが4-3で勝利し、右腕は今季防御率をチームの先発投手でベストとなる3.00とした。
◆試合結果
ヤンキース |0 0 0 0 0 0 1 2 0|3
オリオールズ|0 1 3 0 0 0 0 0 X|4
現地ニュースサイト『ボルティモア・バナー』は試合後、「トモユキ・スガノはオリオールズが最も必要としていた時に力投で応えた」と題した記事を掲載し、ベテランルーキー右腕の快投を伝えた。
記事では、この試合で菅野がMLBでのキャリアベストとなる8奪三振をマークしたことについて触れ、「今回の先発登板を迎えるにあたり、スガノは空振りを奪う傾向を見せてこなかった」。
「彼は先発した最初の5試合で、合計9奪三振をマークしていた。彼はこれらの登板では、弱い当たりや、ハードヒットされたとしてもグラブに収まるコンタクトを誘発していたため、三振を必要としてなかったのである」と、これまで菅野が見せてきた投球スタイルを端的に伝えた。
そして、「月曜は違った。スガノはヤンキースが満塁とした初回のピンチを切り抜けるのに、三振を奪う投球を必要とした。彼は両コーナーに走者を背負った3回には、三振2つを奪った」と、この試合で右腕が狙って三振を奪った場面について振り返った。
『MLB.com』でオリオールズを担当するジェイク・リル記者も、同日付で投稿した試合の速報記事の中で、菅野の奪三振ショーについて触れており、同記者はこの試合で右腕が奪った空振りについて、以下のように伝えた。
「先発したこれまでの5試合で、わずか9奪三振だった彼は、奪三振の合計を倍近くに増やし、その中でスタットキャストによると、シーズンハイの空振り17個を奪ったのだが、これはオリオールズの投手では、今季1試合で奪った空振りの数で最多となる」とした。
そして、空振りを量産したスプリットについて、「スガノはアメリカにおけるルーキーシーズンで、ソリッドなスタートを切りはしたものの、彼のスプリットは、彼が持ち球とする他の5球種のレベルには達していなかった」とした。
その上で「しかし、ヤンキースに対してはスプリットが最高の投球となり、この球種に対する12スイング中9スイングを空振りとした」と伝えている。
続けて、記事ではこの試合で菅野が奪った奪三振の内訳について、「スガノによる8奪三振のうち、7つは空振り三振で、うち6つはスプリットで仕留めたものだった」としている。
J SPORTS 編集部
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