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野球 コラム 2025年3月31日

菅野智之、手のけいれんで4回降板も現地メディアは「MLBデビューで好印象」と伝える

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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菅野智之(オリオールズ)

アクシデントによる緊急降板は強いられたものの、ベテランルーキー右腕がインパクトを残すことに成功した。

オリオールズの菅野智之は現地3月30日(日本時間31日)、敵地ロジャースセンターでのブルージェイズ戦で先発登板し、待望のMLBデビューを果たした。

初回に2点を献上するも、その後は安定した投球を披露し、4回73球を投げ、4安打2失点としたところで、手のけいれんにより降板となった。試合はブルージェイズが3-1で勝利し、菅野は敗戦投手となった。

◆試合結果
オリオールズ |1 0 0 0 0 0 0 0 0|1
ブルージェイズ|2 0 0 0 0 0 1 0 X|3

不運な黒星デビューとなった日本人右腕について、『MLB.com』は試合後に「スガノは早期降板(けいれん)もMLBデビューで好印象」と題した記事を掲載。

その冒頭で、「NPBで12年のキャリアを誇るベテランのトモユキ・スガノは、投手として豊富な経験を持っている」とし、続けて「35歳の日本人右腕は、読売ジャイアンツで281試合に出場し、東京ドームでの眩い照明の下を含む多くの大舞台でプレーした」と前置き。

「しかし、オリオールズでのMLBデビューで、日曜の午後にロジャースセンターのマウンドに立った際、スガノは幾許かの緊張を感じた」とした上で、「それでもスガノは新しい環境に慣れると、ボルチモアが12月に彼と1年1300万ドルの契約を結んだ理由の全てを見せ始めた」と伝えた。

記事では、手のけいれんにより早期降板を強いられた菅野について、「オリオールズには励みとなるところがたくさんあった」と評し、「この先発登板で最大のポジティブな結果は、スガノが大丈夫だと見込まれるところだ」とした。

その上で、ブランドン・ハイド監督による「当然、投球する手は心配だった。水分補給と食べ物を摂取したことで、今ではかなり状態も良くなっているので、次の先発も予定通りこなせるはずだ」とのコメントを掲載し、右腕の状態が大事に至っていない点を伝えた。

また、この日の投球内容について、「73球の登板で、スガノは持ち玉の6球種であるフォーシーム(19球)、スプリット(14球)、シンカー(13球)、スイーパー(10球)、カッター(9球)、そしてカーブ(8球)の全てを駆使した」と振り返った。

そして、マスクを被ったアドリー・ラッチマンによる「スプリットが良かったし、その前後で色々な球種を混ぜることができ、速球を織り交ぜながら落ち着くことができた」。

「初回を終えると調子が上がったね。打者に対し、早めにストライクが取れるようになった。彼はとても好調だったと思うし、今後、彼とたくさんのイニングをプレーすることに心が躍るね」とのコメントを伝えている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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