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野球 コラム 2025年3月27日

吉田正尚、『三塁手問題』の影響を受けてDHのポジションを失う

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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吉田正尚(レッドソックス)

ゴールドグラバーの三塁手であるアレックス・ブレグマンの加入で勃発したレッドソックスの三塁手問題。

どうやら、球団がブレグマンを獲得した際、「三塁は自分のポジション」と高らかに宣言していたラファエル・デバーズを専任の指名打者とし、守備力でデバースを遥かに凌ぐブレグマンを、本職の三塁に据えることで解決した模様である。

『MLB.com』は現地3月26日付で「コーラが、デバースは専任DHでブレグマンを三塁へ、と述べた」と題した記事を掲載し、ボストンの地元ラジオ局の番組でレッドソックスのアレックス・コーラ監督が以下のように述べたと伝えた。

「我々はスプリングトレーニングを通して話し合いを重ねてきたし、(デバースは)自分の気持ちをはっきりと述べていた。我々は決断を下したんだ。アレックスは三塁でプレーし、ラフィーはDHに回る」。

「我々は皆、勝利のために仕事をしているし、それを(デバースも)理解している。これは何でも同じことで、同意する必要はないが、結局のところ、これは我々が毎日パフォーマンスを発揮させるためにやっていることなんだ」。

「(デバースは)スイングだけでなく、自分のルーティンについても一生懸命に取り組んできた。彼は準備万端だ。彼は左投手と右投手に対して2番打者として打ち、DHとなる。アレックスが彼の次の打順に入ることは、彼にとって良いことだと思う。正直なところ、私はラフィーが打撃面で素晴らしいシーズンを送ることを期待している」。

こうなると気になるのは、今季専任DHとしてプレーする見込みとなっていた吉田正尚のポジションだが、現地局『CBSスポーツ』は、電子版に掲載したデバースのDH固定を伝えた記事の中で以下のように伝えた。

「マサタカ・ヨシダは、ブレグマンと契約する前は、DHとして起用される見込みだったが、そうはならず、リハビリのためトリプルAへ降格となった」とした上で、「まだ、3年5580万ドルの契約を残している彼の将来は宙に浮いてしまった」と伝えている。

同様に現地局『FOXスポーツ』も、電子版に掲載したデバースとブレグマンのポジションに関する記事の中で、「この変更は、昨季1試合を除く全試合でDHとしてプレーしたマサタカ・ヨシダが、打線の中でポジションを探すことを意味する」としている。

一方、現地スポーツ情報サイト『Yardbarker』は、デバースのDH固定を伝えた記事の中で、レッドソックスの外野の状況について、「ソックスの外野3ポジションはジャレン・デュラン、セダン・ラファエラ、そしてウィラー・アブレイユが守り、ロフ・レフスナイダーがベンチに入る見通しとなっている」。

「プロスペクトのローマン・アンソニーも、まもなくメジャーデビューを目指すことになる」とした上で、「全員が健康ならば、ヨシダが外野のポジションを獲得するのは厳しいだろう。彼はまだ3年5400万ドルの契約を残している」。

「これまでの地味な成績を考慮すると、他のどの球団もその額を引き受けようとは思わないだろう。彼が外野でレギュラーとして出場時間を得られなければ、トレードでの価値を回復させるのは難しいだろう」と論じている。

J SPORTS編集部

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