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菊池雄星(アストロズ)
移籍後、ベテラン左腕が無類の一貫性を持続させている。アストロズの菊池雄星は現地8月19日(日本時間20日)、本拠地ミニッツメイド・パークでのレッドソック戦に先発登板すると、5回2/3で99球を投げ、6安打3失点(自責1)、7奪三振1四球と、クオリティスタートまであと一死という好投で自身の役割を果たした。
菊池に勝敗はつかなかったものの、チームはサヨナラ勝ちで3連勝を飾っており、左腕の好投が報われる形となった。これでアストロズは直近12試合で11勝を挙げており、その間、菊池も3試合に先発登板し、2勝を挙げている。
『MLB.com』は試合後に掲載したレポート記事の中で左腕について、「ユウセイ・キクチはトレードデッドラインでの入団以来、好投のパフォーマンスを継続させた」と前置きした上で、この日の投球内容を簡単に振り返りつつ、「ヒューストン移籍後、左腕は先発登板した4試合全てを3失点以下に抑えている」とした。
その上で、ジョー・エスパーダ監督による「キクチの手柄だね。彼は投球を決め続けた。彼は2度、大きなダブルプレーを奪った。一度は3回、もう一度は4回に。彼は味方のミスに動じることなく、必要なときに大きなアウトを奪った」とのコメントを引用し、この日の左腕による好パフォーマンスを伝えた。
続けて記事では、「キクチは大半をフォーシームと(99球中40球)とスライダー(35球)に頼ったが、チェンジアップを14球、そしてカーブを10球投げた。彼は全体として49スイング中、空振り17回を奪ったが、最も効果的だったのはフォーシームで、彼は同球種では23スイング中、9回空振りを奪った」と、この日左腕の投じた球種とその球威について触れた。
そして、エスパーダ監督による、「キクチは物凄く良いピッチングの試合を見せた。彼は我々に勝つチャンスを与えてくれたんだ」とのコメントを掲載した。ポストシーズンでの先発ローテーション入りへ向け、菊池が新天地で躍動を続けている。
J SPORTS 編集部
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