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鈴木誠也(カブス)
鈴木誠也の打棒が昇り龍の如き勢いとなってきた。カブスの和製スラッガーは現地9月6日(日本時間7日)、本拠地リグレーフィールドでのジャイアンツ戦に「6番・右翼」でスタメン出場すると、初回に先制の3点適時二塁打を放つなど、4打数2安打3打点と躍動し、8-2で勝利したチームの原動力となった。
◆試合結果
ジャイアンツ|0 0 0 0 0 0 2 0 0|2
カ ブ ス |3 0 2 1 0 1 1 0 X|8
これでカブスはワイルドカード争いのライバルだったジャイアンツとのシリーズでスイープを達成。また、目下ナショナルリーグ中地区2位につけるカブスは、同1位のブルワーズとのゲーム差を1.5に縮めるとともに、3枠あるワイルドカード2番手の座を堅持した。
なお、ナショナルリーグのワイルドカード争いでは、現在フィリーズがカブスに1.5ゲーム差の1番手につけており、3番手にはカブスを3.5ゲーム差で追うマーリンズがつけている。
◆ナ・リーグ中地区 順位表
1位 ブリュワーズ 77勝61敗 ゲーム差
2位 カブス 75勝64敗 2.5
3位 レッズ 73勝68敗 3.0
4位 パイレーツ 64勝75敗 8.0
5位 カージナルス 60勝78敗 3.5
◆ナ・リーグ ワイルドカード順位表
1位 フィリーズ 76勝62敗 ゲーム差+1.5
2位 カブス 75勝64敗 +3.0
3位 レッズ 73勝68敗 0.0
<↑↑↑ プレーオフ進出 ↑↑↑>
4位 マーリンズ 71勝67敗 0.5
5位 Dバックス 71勝68敗 0.5
6位 ジャイアンツ 70勝69敗 1.0
『MLB.com』でカブスを担当するジョーダン・バスティアン記者は、試合後に投稿したレポート記事の主役を、7回途中2失点の快投で今季3勝目を挙げたジョーダン・ウィックスに据えつつ、先制点の場面について、「1回の激烈にホットなセイヤ・スズキ ―彼は直近26試合の打撃成績を打率.367/出塁率.411/長打率.735、20長打、21打点としている― による3点二塁打が、いきなりウィックスに余裕を与え、彼がアドバンテージを持って投げられるようにした」と振り返った。
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