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野球 コラム 2023年7月28日

千賀滉大、6回2安打1失点の好投。オマー・ナルバエズと初バッテリー

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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千賀滉大(メッツ)

メッツの千賀滉大は現地7月27日(日本時間28日)、本拠地シティフィールドでのナショナルズ戦に先発登板すると、6回2安打1失点の快投でクオリティスタートを達成した。右腕は打線の援護に乏しく、0-1とリードを許した状況での降板となったことから、8勝目はお預けとなったが、試合はメッツが逆転で勝利したため、敗戦の責も免れている。

◆試合結果
ナショナルズ|0 0 0 0 0 1 0 0 0|1
メ ッ ツ |0 0 0 0 0 0 0 2 X|2

現地紙「ニューズ・デイ」は試合後に掲載したレポート記事の中で、「木曜夜の勝利では、ともにメッツの2024年の野望に関係しているコウダイ・センガと、オマー・ナルバエズが、レギュラーシーズンの試合で初めて一緒にプレーした」とした。

その上で「バッテリーはスムースにプレーできたようで、センガは6回を投げてワシントンを1点に抑え、ナルバエズは大体において右腕の代名詞であるスプリッターに対処できていた」と伝えた。また、好調を維持する右腕について、「センガは先発した直近6試合を何も自責2以下に抑えており、その間の防御率を2.41にしている」と伝えている。

同様に現地メディア『SNY』(スポーツ・ネット・ニューヨーク)も、試合後に掲載した記事の中で、この試合で得られた重要な収穫の1つとして、しっかりと役割を果たしたこの新バッテリーをピックアップして次のように伝えている。「(2人は初めてバッテリーを組んだにも関わらず)物凄く快調に見えた」。

その上で千賀がフォークボールで空振り三振を奪いつつ、ナルバエズが後逸したことで振り逃げを許した場面について振り返りつつ、「これを抜かすと、2人は意思の疎通が取れていたようだ」と評した。また、最近の右腕については「センガはこれで先発した直近8試合の防御率を2.47としている」と、こちらもその好調ぶりを伝えている。

なお試合後、メッツはクローザーのデビッド・ロバートソンをトレードでマーリンズに放出することを明らかにしており、『MLB.com』でメッツ担当するアンソニー・ディコモ記者は、試合後に投稿した速報記事で、この日の試合については、終盤にあった荒天による中断と結果以外その内容についてはほとんど触れず、今回のトレードの詳細と、今後の移籍市場におけるメッツの動きに関する見通しを伝えている。

J SPORTS編集部

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