【ハイライト動画あり】優勝候補の明治大学、前半の集中打で日本体育大学に7回コールド勝ち。全日本大学野球選手権2回戦

日本体育大学 vs. 明治大学

大会3日目、神宮球場の第3試合はシードでこれが大会初戦となる2大会連続20回出場の明治大学（東京六大学野球連盟）と、8-1の快勝で2回戦に駒を進めた日本体育大学（首都大学野球連盟）が対戦。陽光眩しい夏日の一戦は、最終的に序盤の攻防が明暗を分ける結果になった。

準々決勝敗退に終わった前回大会の雪辱を期す明治大学は、先発のエース・村田賢一が快調な立ち上がりを見せ、初回を三者凡退に抑えると、その裏の攻撃では、3四球で塁を埋め、5番・杉崎成の犠飛で効率よく先制に成功する。

幸先良いスタートを切った明治大学は2回、一死1・3塁から1番・堀内祐我の適時打で加点すると、日本体育大学の2番手・箱山優にも猛然と襲い掛かり、4番・上田希由翔の弾丸ライナーで右翼スタンドに突き刺さる3ラン本塁打を含む、3安打でさらに5点を挙げリードを7点に広げる。

なんとか反撃したい日本体育大学は4回、それまで好投していた村田に対し、3安打で二死ながら満塁のチャンスを作るも、8番・中島優仁が三塁ゴロに倒れ無得点に終わる。一方、明治大学は5回、二死から連続四球で走者を出しすも、ダメ押し打は出ず。3回以降、両軍のスコアボードには「0」が並ぶ展開が続く。

結局、スコアはそのまま動くことなく、7回のマウンドに上がった明治大学2番手の久野悠斗が三者凡退で締めくくったことで、大会規定によりコールドが成立。明治大学が7-0の快勝で、仙台大学の待つ準々決勝に駒を進めた。

◆試合結果　※7回コールド
日体大｜0 0 0 0 0 0 0｜0
明治大｜1 6 0 0 0 0 X｜7

◆投手
・日体大：●八田　歩、箱山　優
・明治大：○村田賢一、久野悠斗

◆本塁打
・明治大：上田希由翔（1号3ラン・2回）