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大谷翔平、15勝目。あと1回で規定投球回に到達
さらなる偉業まであとアウト4つだった。
エンジェルスの大谷翔平は現地9月29日(日本時間30日)、本拠地エンジェルスタジアムでのアスレチックス戦に「3番・投手兼指名打者」で先発出場すると、マウンド上で出色の支配的なパフォーマンスを見せ、8回二死まで圧巻の無安打投球を披露。
二刀流スターはこのままノーヒッターで9回まで投げ切れば、ノーヒットノーランで規定投球回も達成するところだったが、8回二死から連打を許し、最終的には8回108球を投げ、2安打無失点、10奪三振1四球での降板となった。
試合はエンジェルスが4-2で勝利し、投手・大谷の今季成績はこれで15勝8敗、防御率2.35、213奪三振となり、規定投球回まで残り1イニングとなった。また、打席では初回の第1打席で14試合連続安打となる適時打を放って自身を援護するなど、4打数2安打で打率を.275に向上させた。
『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者は試合後、「かなりのショ:オオタニが8回までノーヒット投球」と題した記事を投稿。
その冒頭で「アメリカン・リーグのMVPレースは、木曜の夜にかなり興味深くなった」と前置きした上で、「二刀流スーパースターのショウヘイ・オオタニは、恐らくキャリア最高の投球パフォーマンスを披露し、ノーヒッターにわずか4アウト足りない登板で、エンジェルスによる4-2の勝利に貢献した」と、この日の大谷の投球について伝えた。
続けてボリンジャー記者は、二刀流スターを「これは、またしてもオオタニによるマウンドでの驚異的な成績であり、昨季、満票でア・リーグMVPを獲得した彼は、続く今季も投手と打者としてエリート級のプレーを見せている」と評した。
そして、「これで彼はキャリアで初めて15勝に到達し、今季は161イニングを投げ、防御率2.35、213奪三振をマーク」とした上で、「オオタニはメジャー最高の奪三振率をマークしており、10奪三振以上を10登板とし、ア・リーグでトップに立っている」と、その傑出したスタッツについて伝えた。
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