人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2022年7月29日

【ハイライト動画あり】ENEOS、1イニング3本塁打の逆転劇。東京ガスの連覇を阻み、最多12度目の優勝。都市対抗野球 決勝

野球好きコラム by 大島 和人
  • Line

東京ガス vs. ENEOS

第93回都市対抗野球大会は7月29日(金)がいよいよ最終日。決勝はENEOS(横浜市)と東京ガス(東京都)の対戦だった。

東京ガスはJR東海(4○0)、日本製鉄鹿島(10○4)、JR東日本(5○4)、トヨタ自動車(7○3)を下しての決勝進出。ENEOSは西濃運輸(6○2)、ミキハウス(5○2)、JR西日本(7○1)、NTT東日本(3○2)を退けての勝ち上がりだ。

東京ガスの先発は準々決勝から中2日の右腕・益田武尚。ENEOSは2回戦に先発して中3日の右腕・関根智輝を起用した。東京ガスは3回裏、二死1塁から1番・石川裕也のセンター前安打、2番・楠研次郎の死球で満塁のチャンスを作る。ここで3番・小野田俊介が押し出しの四球を選び、1点を先制した。

東京ガスは5回裏にも一死1・3塁のチャンス。ENEOSはここで先発の関根智輝が降板し、3連投の左腕・加藤三範を投入する。しかし、東京ガスは2番・楠がライトに3ラン本塁打。さらに一死満塁として、加藤も降板に追い込む。ENEOSの3番手・長島彰に後続を断たれたが、4-0とリードを広げてこの回の攻撃を終える。

ENEOSも6回表、無死2・3塁と絶好のチャンスを迎えた。4番・山崎錬は投ゴロに倒れたが、5番・度会隆輝が一死からライトに3ラン本塁打を打ち込んで1点差に迫る。度会は今大会4本目の本塁打だった。

さらに6番・丸山壮史もライトにソロ本塁打を放ち、試合は4-4の振り出しに。東京ガスの先発・益田はここで降板し、臼井浩に交代する。ENEOSの攻勢は止まらず、二死から8番・小豆澤誠もライトに勝ち越しのソロ本塁打。この回、本塁打3発で一挙に5点を入れ、5-4と逆転に成功した。

ENEOSは5回の「火消し」に成功した長島が好リリーフを見せ、7回まで東京ガスの攻撃を零封。8回は長島と同じく三菱重工Eastから補強された左腕・本間大暉が無失点で切り抜ける。そして、9回は5連投の右腕・柏原史陽を起用し、三者凡退で1点差を守った。ENEOSが5-4で東京ガスを下し、9年ぶり12回目の都市対抗優勝を決めている。

◆試合結果
ENEOS|0 0 0 0 0 5 0 0 0 |5
東京ガス |0 0 1 0 3 0 0 0 0 |4

◆投手
ENEOS:関根智輝、加藤三範、○長島彰、本間大暉、柏原史陽
東京ガス :益田武尚、●臼井浩

文:大島和人

都市対抗野球2022

【ハイライト】決勝 東京ガス vs. ENEOS

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ