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横浜DeNAベイスターズ
5試合中、延長戦が3試合と激闘の連続。それでも無敗(3勝2分)で4位に浮上した先週のベイスターズ、“いいとこ”満載の1週間でクライマックスシリーズ圏内の3位まで0.5ゲーム差、2位までも2ゲーム差と俄然、面白くなってきました。
◆7月5日(火)雨天中止中日(横浜スタジアム)
◆7月6日(水)○3-1中日(横浜スタジアム)
初回の3得点のみで試合を決めたこの試合。大田泰示の先制打の後、ファン投票でオールスター出場を決めた牧秀悟の犠牲フライで追加点。さらに宮崎敏郎がタイムリー二塁打で続いた。宮崎と佐野恵太がマルチ安打を記録。守備では大和が逆シングルからジャンピングスローの好プレーでピンチを救った。投手陣は先発の大貫晋一が打球を受けるアクシデントもあり5回で降板も、1失点にまとめてチームトップの6勝目。リリーフ陣の4投手(平田慎吾、エスコバー、伊勢大夢、山崎康晃)が無失点リレーで逃げ切った。
◆7月7日(木)△0-0中日(横浜スタジアム)
延長12回スコアレスの引き分けで、輝きを見せたのが先発した東克樹。8回まで被安打3、三者凡退が5イニングと完璧な投球を見せた。9回は山崎、延長戦では伊勢、エスコバー、平田が得点を許さなかった。打者では牧がマルチ安打とひとり気を吐いた。緊迫した試合展開でフェンスに激突しながらの超美技を見せた桑原将志や大田など、緊迫した展開で好守備が光った。
◆7月8日(金)△3-3巨人(東京ドーム)
連日の12回ドローでヒーローになり損ねたのが途中出場の関根大気。延長11回、2死満塁の場面で勝ち越しの2点タイムリーを放ったが、4番手の平田がポランコに痛恨の同点弾を浴びた。先発した今永昇太が5回までノーヒットピッチングで8回まで被安打1、7奪三振で無失点と完璧な内容だったが、山崎が9回2死から吉川尚輝にまさかの同点弾と、リリーフ陣が手痛い一発に泣いた。攻撃陣は、チーム23イニングぶりの得点となる先制打を放った宮崎とソトがマルチ安打を記録した。
◆7月9日(土)○2-0巨人(東京ドーム)
先発した濱口遥大が巨人打線を8回途中まで被安打5、無失点に抑えて5月26日以来の勝利となる3勝目。濱口が残した2死1・2塁のピンチを凌いだ伊勢が9回も投げてプロ3年目で初セーブをマークし、ヒーローインタビューの先発左腕から「本当のヒーローは伊勢」と称賛された。攻撃陣は、佐野が9回に貴重な追加点となるタイムリー二塁打など3安打猛打賞の活躍。先制本塁打のソトと桑原、蝦名達夫の1、2番コンビ、さらに濱口と3戦連続でバッテリーを組んだ戸柱恭孝がマルチ安打を記録した。ロースコアの展開で、この日も宮崎、牧と守備で光るプレーが目立った。
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