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6月6日(月)から12日(日)にかけて、71回目となる全日本大学野球選手権大会が行われる。
今回は全日本大学野球選手権大会に出場する5名の注目投手を紹介する。数々のプロ野球選手を輩出してきた本大会を大いに盛り上げてくれることを期待する。
金村尚真(かねむら しょうま)
投手 金村尚真(かねむら しょうま)
大学・学年:富士大学 4年(北東北大学連盟)
出身:沖縄県
出身高校:岡山学芸館高校
投打:右投右打
富士大学は2009年の選手権でエース守安玲緒(現・三菱重工West)を擁して準優勝。その後も山川穂高、外崎修汰(ともに現・埼玉西武)ら有力選手を続々と輩出しているチームだ。
その富士大学のエースが金村尚真だ。176センチの右腕で、1年次から起用され、2年秋からは主戦格として台頭。北東北大学野球連盟の通算防御率は0点台で、奪三振率の高さや四死球率の低さも傑出している。3年春にはノースアジア大学を相手に完全試合も達成した。
速球も昨年の選手権で149キロを記録するなど高レベルだが、彼の凄みはスライダーを中心とする変化球の切れ。90キロ台のスローカーブを生かした緩急も兼ね備えている。さらに左右のコースを突く制球力もあり、2022年のドラフト上位候補に名を連ねる実戦派だ。
高坂綾(たかさか りょう)
投手 高坂綾(たかさか りょう)
大学・学年:千葉経済大学 4年(千葉県大学連盟)
出身:千葉県
出身高校:流通経済大付属柏高校
投打:右投右打
千葉経済大学はこの大会唯一の初出場校。2021年春の入替戦で1部昇格を果たすと、21年秋には2位へ浮上。千葉県大学野球連盟は、昨秋の明治神宮大会を制した中央学院大学、2017年と18年の選手権準優勝校・国際武道大学と強敵揃いだが、この春は新興勢力が念願の初優勝を果たした。
高坂綾は178センチ・80キロの右腕で、そんなチームの躍進を支えているエースだ。フォームは少し変則的だが、速球は140キロ台後半を計測する。加えて速度差のあまりないカットやスライダー、フォークのコンビネーションが手強い。4年でついに迎える全国デビューが楽しみだ。
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