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広島好きコラム
巨人との首位攻防戦に3連敗の後、地元に戻ってDeNAを3タテ。先週の2カードで、もっとも好成績を残したのが西川龍馬でした。6試合の打撃成績は、24打数8安打の打率.333。2本塁打、4打点で出塁率.346、長打率.538をマークしています。20日の巨人戦では先制2ランを放ち、24日のDeNA戦では追撃弾となるソロ本塁打。2本とも打った瞬間、本人が本塁打を確信する完璧な当たりでした。
6試合の打率は.273(22打数6安打)でしたが、6打点と抜群の勝負強さを発揮したのが坂倉将吾です。21日の巨人戦では、逆方向への打球でスタンドまで運ぶ先制の2ラン本塁打。23日のDeNA戦では1死満塁の場面で貴重な追加点となる2点二塁打、翌日は5回の追撃のタイムリーから、1点勝ち越された延長10回裏には無死1・2塁で2ストライクと追い込まれながらセンター前へ同点打を放つなど、得点圏打率はリーグダントツの.500と驚異的な数字となっています。
DeNA戦から打順の組み替えを行った打線で、スタメン起用された選手も結果を残しました。巨人戦では6番、DeNA戦では1番で起用された堂林翔太は、3試合で12打数4安打の打率.333をマークしました。23日には先制点となる2ラン本塁打。中京大中京高校時代、甲子園で放った本塁打を思い出させるような右中間への一発は、2020年10月30日の中日戦以来、2シーズンぶりとなる本塁打でした。
21日からスタメンに復帰した末包昇大は、2試合連続で3安打猛打賞など、4試合で14打数8安打の打率.571と大当たり。23日のDeNA戦では、1死1塁の場面でソトのライト前への当たりをショートバウンドで捕球し、二塁へ矢のような送球で一塁走者をアウトにしてライトゴロを記録しました。
活躍した選手が多い中、数字を度外視して、敢えて野手のMVPに選出したいのが小園海斗です。小園の週間成績は、22打数4安打の打率.182。開幕から不振が続き、22日のDeNA戦から今季一貫して続いていた3番から8番に打順降格となってしまいました。
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