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野球 コラム 2021年11月23日

阪神6位指名を擁する日立製作所、初出場のエイジェック、ヤクルト3位指名の秘密兵器を持つ日本通運、元ロッテ渡辺俊介監督率いる日本製鉄かずさマジック、一昨年王者のJFE東日本。都市対抗野球大会チーム紹介(北関東・南関東代表)

野球好きコラム by 大島 和人
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橘朋晃は2019年にJFE東日本、20年はHondaの補強選手として都市対抗制覇を経験している優勝請負人。29歳の右サイドハンドで、球速こそ130キロ台前半だが、変則フォームと制球力で打者を翻弄する。第2代表決定戦は彼が5回途中からリリーフで登板し、胴上げ投手になっている。

他にも第2代表決定戦で先発した156キロ右腕の山本晃希は要注目。また本来なら主戦格の右腕・松尾雄亮も負傷から復帰している。

内山翔太は2次予選で1番打者として起用され打率.375、7打点と役割を果たしたショート。桐蔭横浜大を卒業後はクラブチーム、BCリーグの栃木ゴールデンブレーブスでプレーし、今季からかずさでプレーしている。

3年目の中村誠は2次予選で代打として起用されていた。大阪桐蔭高時代はキャプテンとしてチームを全国制覇に導いた選手。入社直後までは外野手だったが、昨年から捕手に転向した。かずさではまず、ベンチからチームを盛り上げている。

◆JFE東日本(千葉市/3年連続25回目)南関東第3代表

2019年優勝のJFE東日本

南関東は2大会連続で優勝チームを輩出している地区だが、JFE東日本は2019年(第90回大会)の王者だ。

投手陣は新戦力が台頭している。2次予選では入社1年目の左腕・山田啓太が主戦格として台頭。山田は東海大相模高、白鴎大と場数を踏んできた実戦派で、140キロ台の速球で押せるタイプでもある。

3年目の右サイドハンド林桂大も、山田とともにローテーションを回していた。同じく新人左腕の宇賀神陸玖、2年目の右腕・本定史好も中継ぎで起用されている。

2次予選は5試合すべてが4人の継投。第90回大会でエース格の活躍を見せた右腕・本田健一郎はセットアップ、抑えの起用だった。

勝ち試合のクローザーは都市対抗優勝時と同じく須田幸太だろう。横浜DeNAベイスターズで8年プレーしたのち“古巣”に復帰し、第90回大会では橋戸賞(MVP)に輝いた35歳のコーチ兼任右腕だ。球速こそ140キロそこそこだが、「切れ」「伸び」で空振りを奪う本格派だ。

打線は今川優馬(北海道日本ハムファイターズ)がプロ入りしたものの、1番セカンド峯本匠、4番サード平山快など、90回大会で「驚異の新人」として活躍したメンバーが残る。平山は2次予選で打率4割、7打点と突出した打撃成績を残している。

関龍摩、山田和哉は注目の新人野手だ。関は指名打者として中軸で起用され、平山に次ぐ打率.375、6打点を記録している。山田は168センチの小兵ながら、ショートの守備が光る。

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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