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野球 コラム 2021年10月9日

アストロズが連勝。ホワイトソックスのアンダーソンはイチローを越えてゴジラに並ぶ。ア・リーグ ディビジョンシリーズ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ホワイトソックス vs アストロズ

現地10月8日(日本時間9日)にアストロズが本拠地ミニッツメイドパークにホワイトソックスを迎えたアメリカン・リーグ ディビジョンシリーズ第2戦は、打線が好調を維持したアストロズが9-4で勝利し、シリーズ2連勝でアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

シリーズ第3戦は、後がなくなったホワイトソックスの本拠地、ギャレンティードレートフィールドにて現地10日(日本時間11日)に行われる。

注目の第3戦では、ヒューストンは今季ア・リーグ新人王候補のルイス・ガルシアが先発登板することが明らかとなっているが、ホワイトソックスの先発投手については、『MLB.com』が現地8日付で掲載した第3戦のプレビュー記事によると、「それについてラルーエ監督は笑顔で、“オフの日のニュース”と述べた」とのことで、誰が生き残りを懸けた試合でボールを渡されるのかは、まだ明らかになっていない。

同記事では、「右腕のディラン・シースとサウスポーのカルロス・ロドンの二択だが、ホワイトソックスはロドンの痛みがあり、疲労の溜まった左肩の様子を見て決めることになる」としている。

ホワイトソックスがシリーズを第4戦以降へ持ち越す上で、投手陣が如何にアストロズ打線の攻撃を最小限に封じることができるかが重要となるのは言うまでもないことだが、本拠地での2連戦(第3戦でホワイトソックスが勝利した場合)を迎えるにあたり、ティム・アンダーソン、ホセ・アブレイユ、そしてルイス・ロベルトといった打線の中心選手が好パフォーマンスを見せているのは明るいニュースである。

とりわけ、リードオフを務めるアンダーソンは当たりを見せており、このシリーズ第2戦で3安打と気を吐いたことで、プレーオフ初出場からの5試合の安打数を13としたのだが、これはMLB新記録となった。

『MLB.com』のレット・ボリンガー記者(レギュラーシーズンではエンジェルスを担当)は、同日付で投稿した記事の中で、「アンダーソンはプレーオフ最初の5試合で13安打とし、MLB新記録を作った」とした。

その上で、「アンダーソンはアストロズの左腕、フランバー・バルテスからこの日最初の2安打を放ったことで、エドガー・マルティネス、マーキス・グリッソム、イチロー・スズキ、そしてカルロス・ゴンザレスの記録に並んだ」とし、「彼は9回に、打球に飛びつこうとしたホセ・アルトゥーベを抜ける右翼への安打で記録を更新した」と伝えた。

なお、記事によると、「さらに彼はポストシーズンの5試合(初出場からという制約のない)での安打数でも、ヒデキ・マツイ、フェルナンド・ビーニャ、そしてウィル・クラークの持つ史上最多記録に並んだ」とのこと。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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