大谷翔平、日本時間の5月6日（木）にリアル二刀流で先発が決定

リアル二刀流で登板予定の大谷

先日の試合で右腕のプロテクター越しに受けた死球の影響で、現地月曜に予定された先発登板を回避したエンジェルスの大谷翔平だったが、早くもマウンドへの復帰が決まった。

地元紙『オレンジカウンティレジスター』は、現地4日付で電子版に掲載した記事で、「日曜にシアトルで肘に死球を受けたことで登板を回避したショウヘイ・オオタニは、その僅か2日後の水曜夜にエンジェルスの先発ローテーションに復帰することになった」と伝えている。

記事によると、「ジョー・マドン監督は、実際のところオオタニは元々先発登板が予定されていた月曜も“良い感じだった”が、もう1日様子を見ることにしたと述べた」とのこと。

また、記事では、指名打者として先発し、特大の9号アーチを放った火曜には、「ブルペンで投げ、彼はタンパベイ・レイズと対戦するのに十分調子が良いと感じた」としている。

同様に『MLB.com』も現地4日付に掲載した記事で、大谷が水曜のレイズ戦で先発登板することを伝えており、さらに、「二刀流スターは打線にも名を連ねる予定となっており、オオタニが投げる日も打つという今年のアグレッシブな計画は継続されることになる」としている。

記事によると、大谷についてマドン監督は、「彼は昨日も良い状態だった。ただ、念のため今日も少しだけ投げさせたかったんだ。彼は明日、投げることを熱望している」。

「我々は全てにおいてこれまでしてきたのと同様、彼の調子を彼から聞き、その上でどうするか決定する。そういう意味では、彼は明日へ向け、かなり良い調子だ」と述べたとのこと。

また、記事では現地月曜の試合で、大谷がタイラー・グラスナウから放った前述の“ムーンショット”についても触れており、大谷に2本の長打を許したMLB屈指の右腕は、対戦した二刀流スターについて、「彼は素晴らしく印象的だね。振る舞いも立派だ。とてつもなく大きな人間だよ。彼は間違いなく良い選手だ」と述べたとのこと。