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野球 コラム 2020年11月25日

初勝利を狙う伏木海陸運送が古豪に挑む。創部2年で初出場のハナマウイも登場。都市対抗野球 11月26日(木)のみどころ

野球好きコラム by 大島 和人
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チームの母体企業は2003年創業の通所介護を手掛ける事業者で、従業員65名と決して大きな企業ではない。20名ほどいる選手は週4・5日のフルタイム勤務を行った上で、野球に打ち込んでいる。

◆伏木海陸運送(高岡市)vs.パナソニック(門真市)

18時開始予定の第3試合は伏木海陸運送(高岡市)パナソニック(門真市)の対戦だ。

伏木海陸運送は3年ぶり5回目の北信越予選突破。今大会は東京ドーム初勝利が懸かっている。決して大企業ではないが、過去の大会は東京ドームに大応援団を送り込んでいた。富山や石川出身の選手も多く、地域から愛されているのだろう。

予選で4番を任された乙野賢人は富山第一高校、近畿大学を経て入社した5年目。石黒優希は高岡商業高校出身の新人選手で、予選では打率.444を記録している。投手陣は継投となりそうで、エース格は右の技巧派・宮前遥。内藤航世、佐々木竜次(バイタルネットからの補強)ら本格派右腕もいる。

パナソニックは言わずとしれた名門企業で、野球部も54回目の出場となる古豪。今年の近畿2次予選は大卒5年目の與座健人が台頭し、2試合連続完封勝利などの大活躍を見せた。西武ライオンズでプレーする與座海人の兄で、昨季から腕の位置を下げるフォームに変えて成功している。

豪快なバッティングを見せる片山

打線は176センチ・105キロの巨漢内野手、片山勢三に注目。昨季までは確実性を欠く印象もあったが、今回の予選は打率.389を記録している。

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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