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野球 コラム 2020年11月21日

最後の東京ドームとなる名門に、16年ぶりの出場。都市対抗野球 四国・中国・九州代表5チーム紹介

野球好きコラム by 大島 和人
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打線は予選6試合でチーム打率が.176と苦しんだが、高卒2年目の1番打者・竹井陸が5打点と勝負強さを発揮した。森唯斗の弟、森祐大も捕手としてレギュラーで起用されており、打率.333を記録している。左腕・平岡航(伯和ビクトリーズ)、侍ジャパン社会人代表の経験を持つ内野手・田村強(JR西日本)ら補強選手も心強く台風の目となり得る。

◆四国銀行(高知市)

わずか19名の選手で勝ち取った東京ドーム

四国代表は4年ぶり19回目の出場となる四国銀行(高知市)だ。過去3年はJR四国が代表権を得ていたが、今大会は代表決定戦でエース菊池大樹が1失点完投勝利。

最速151キロの速球派で、昨秋はJABA選抜の一因としてアジアウインターベースボールリーグにも参加していた。2018年の都市対抗は補強選手として出場し、強豪・Hondaを相手に好投している。拓殖大学から加わった新人・佐田涼介も最速149キロの右腕で、やはり四国予選で好投している。

打線は大振りをせず、つないで1点をもぎ取るスタイルで、4番・捕手で110キロの巨漢である南武志が第1代表決定戦では2バントを記録しているほど。手堅い野球で2007年ぶりの「1勝」を目指す。

◆Honda熊本(大津町)

接戦を勝ち抜き本戦出場

九州第1代表は5年連続14回目の出場となるHonda熊本(大津町)だ。九州2次予選は3試合のうち2試合が1点差と、接戦をきっちり取っている。際立ったエースはおらず、第1代表トーナメントの準決勝、決勝は左腕・横川楓薫の先発からいずれも5人の継投だった。

横川は名門・東海大学時代から実績がある左腕で入社2年目。一塁側に踏み出し「横の角度」があるフォームでアクセントをつける。島袋圭亮は26歳の左腕で、身長163センチと小柄ながら、切れの良い変化球を投げる技巧派でやはり主戦格だ。

投手陣はHonda(埼玉県狭山市)から移籍した福田大輔、Honda鈴鹿(三重県鈴鹿市)から移籍した柳澤一輝、片山雄貴など転勤組が目立つ。戦力バランスを考慮した「社内人事」を上手く活用している。

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