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アメリカ球界がMLBの2020年シーズン開幕への着地点を見出せない中、日本のプロ野球は19日の金曜に待望の開幕を迎えた。日米で諸々の事情に大きな差異はあれど、やはりこれは評価されて然るべきであろう。
アメリカでは『CBSスポーツ』が電子版に現地18日付で『ベースボールが戻って来た…日本で』と題した記事を掲載し、記事の曰く“世界2位の規模を誇る野球リーグ”の再開を羨みつつ、その構造やチーム紹介、そしてMLBとの違いを紹介した。
さらにに同サイトは翌日付で、『将来のMLBエース候補を含む、日本プロ野球で注目の10選手』と題した記事を掲載し、近い将来、アメリカでそのプレーが見られるかもしれない日本のスター選手たちをランキング形式で紹介した。
以下、その10人の顔ぶれである。
1位:鈴木誠也(広島)
2位:森 友哉(埼玉西武)
3位:坂本勇人(読売)
4位:山田哲人(東京ヤクルト)
5位:山川穂高(埼玉西武)
6位:千賀滉大(福岡ソフトバンク)
7位:今永昇太(横浜DeNA)
7位:山崎康晃(横浜DeNA)
9位:有原浩平(北海道日本ハム)
10位:山本由伸(オリックス)
記事ではトップ3にランクインした選手について、「スズキは昨季のNPBで最も生産性の高かった選手であり、25歳のオールラウンダーは選球眼に優れ、過去4シーズン連続で本塁打を25本以上記録しており、守備においては少年時代に投手だった強肩を発揮」。
「現パシフィックリーグMVPのモリは、リーグ優勝チームで捕手を務めつつ、打率.329/出塁率.413/長打率.547に加え、23本塁打を記録した打撃成績でそのトロフィーを獲得」。
「打率.312/出塁率.396/長打率.575、40本塁打の打撃成績で昨季セントラルリーグのMVPを獲得したサカモトは、2013年と2017年WBCを含む多くの国際大会に出場」と紹介。
この他では、山田に関して「昨冬に複数年契約を結ばなかったヤマダは、今季終了後のメジャー移籍を視野に入れているだろう」とし、「“和製マイク・トラウト”と呼ばれるにはそれなりの理由がある」とした上で、「過去5シーズンで4回、30-30を達成した」と紹介。
千賀については、「いつメジャーに来ても、少なくとも先発ローテーションの2・3番手となるポテンシャルは持っており、制球力を向上させることができれば、いつの日かメジャーのエースという称号すら得られるかもしれない」としている。
J SPORTS 編集部
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