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野球 コラム 2019年8月30日

【中日好き】武田健吾、フレッシュマン

野球好きコラム by 森 貴俊
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パからセへ。武田を待っていたのは生活環境の変化以上にリーグの変化だった。“人気のセ、実力のパ“はもう遠い昔の話だが、やはり違いはある。

武田は「正直、違いはかなりあると感じます。パ・リーグならば、ここはストレートで力で押してくるなって場面も、セ・リーグはいつ真っすぐ来るんだろうってくらいです。逆にストレートが見せ球かなと感じるくらい変化球は多いですね」と話す。

さらに武田は「ウエスタンで対戦したことのある投手はいますが、それでも球筋は見慣れていないんで、ほとんどの投手が初物ですね」。

「それに、今は主に代打での起用ですから、9番ピッチャーに代打ってケースが多いので、準備するタイミングもパリーグと違います。もちろん球場も初物が多いですし。毎日が“初“です」と教えてくれた。

村上コーチはこう話す。「まだ来て間もないので、戸惑いはあると思います。でも、初球から振れるでしょ。それが彼の持ち味ですよ。武田はドラゴンズでもトップレベルの振りをするので」と期待は膨らむ。

武田は「いい場面で使ってもらっても失敗の方が多いですね。とにかく今は1軍にいるので毎日が経験だと思っています。ひどい失敗も多いですが切り替えてやります」。

生活拠点も変わり全てが一新された。話す表情は常に笑顔。その言葉はまるでルーキーのように新鮮だ。残り試合は少ない。今年は経験するシーズンになるだろうが来年以降、武田健吾は面白い存在になってくれそうだ。

文/写真:森貴俊

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森 貴俊

1976年愛知県出身。東海ラジオ放送スポーツアナウンサー。ドラゴンズ戦中心のガッツナイターをはじめJリーグ、マラソン等スポーツ実況を担当。原点回帰を胸に、再び強き竜の到来を熱望する43歳。日々体力の衰えを感じるがドラゴンズへの喜怒哀楽は衰え知らず。今年もマイクの前で本気で泣いて怒って笑います!

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