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シアトル・マリナーズの菊池雄星は日本時間15日(現地14日)、敵地で天敵エンジェルス戦で今季5勝目を懸けて先発のマウンドに上がるも、5回途中で降板し、勝敗はつかなかった。
◆試合結果
SEA|1 1 1 0 0 0 0 0 0|3
LAA|0 1 0 0 2 0 0 3 X|6
『MLB.com』は同日付で掲載した試合の詳細について報じた記事の中で、3つの重要点を挙げ、トップ項目で「エンジェルスは引き続きキクチにトラブルを与えた」と題したトピックを扱い、菊池のこの日の投球について次のように伝えた。
「先発のユウセイ・キクチはこれまでのキャリアのなかで、エンジェルスを相手にほとんど成功を得られていない。彼はエンジェルスと対戦した最初の3戦で11回2/3を投げ、17失点(自責16)を喫している。
キクチは日曜の試合で失点を3に抑えることで、幾許かの進歩を見せたが、変化球の制球に苦しむなか、5回に一死も取れず降板となった」。
「今日、彼は変化球がそこまでシャープではなかった」とサーバイス監督。「速球は良かったと思うが、変化球には全く安定感がなかった」。
菊池は2安打しか許さなかったものの(そのうちの1つはコール・カルフーンに打たれたホームランだった)、3奪三振とする傍ら、4四球とした。
それでも、5回を迎えるまでは、物事は良くなっているかに見えたが、ここで菊池は一死も獲ることなく、四球と単打で走者を出した。87球となったところで、サーバイス監督は菊池を下げたが、投球数はこの決断の要因とはならなかった。
「5回にマウンドに上がったユウセイは、手詰まりになった感じがした」とサーバイス監督。「彼は壁にぶち当たった感じになったんだ」。
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