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野球 コラム 2019年4月4日

田中将大、先発で孤軍奮闘

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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本拠地ヤンキースタジアム、現地2日に開催されたタイガース戦で開幕戦に続き、今季2度目の先発マウンドに上がった田中将大は、6回2/3を投げて8安打1失点に抑え、7奪三振無四球1失点と快投。

しかし、味方打線の援護に恵まれず、1-1で降板。このため田中に勝敗はつかず、試合は守護神のアロルディス・チャップマンが9回に2点を失い、ヤンキースが1-3で敗れた。

『ニューヨークポスト』紙は現地2日付で電子版に掲載した記事のなかで、「マサヒロ・タナカは彼の投げた6回2/3の大部分が素晴らしかった」と評価。

また、『ニューヨークタイムズ』は電子版に同日付で掲載した記事で、好パフォーマンスを見せた田中と、タイガース打線に捕まったチャップを次のように報じている。

「先発のマサヒロ・タナカは6回2/3を効果的に投げた。だが、彼の仕事は、引き続き球速を落としているクローザーのアロルディス・チャップマンにより破綻した」。

9回に試合を決めた2点を奪われたチャップマン。かつて脅威の時速100マイルに達した速球はこの試合で最低95マイルまで落ちた。

なお、チャップマン自身、この試合で投げた速球の速度に問題は感じていないようで、前述のニューヨークポスト紙の記事の中で次のように述べている。

「今現在の自分の球速は自分の仕事やり遂げる上で十分良いと思う。本当のところ、答えは球速ではないんだ。きっちり投球を実行できるかどうかの問題なんだよ。調子は最高。身体のコンディションも本当に良いし、腕の感じも上々だ」。
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